トルコ・タンカー、難民に乗っ取られる―リビア沖
2019年03月27日付 Cumhuriyet紙


トルコを出発したタンカー船が、リビア沖で救出した難民によって乗っ取られた。イタリアのサルヴィーニ内相は、船の救出のためにリビア沿岸警備隊の対応を要請した。

トルコ人船長の運航する、トルコから出発した「エル・ヒブル1」船は救出した難民によって乗っ取られた。難民らは船をでマルタまで行くよう要求したと言われている。イタリアメディアによると、108人の難民を乗せた船がリビアを出発した直後に沈み、トルコのタンカー船によって救出されたことがわかった。難民らは、トリポリまで戻されることがわかると、船を乗っ取ったことが明らかになった。

■航路を変更

イタリアの報道機関は、船が航路を変更しマルタへ向かったことを明らかにした。イタリアメディアは、クチュクヤルを出発したタンカーが、トリポリへ向かう途中に、この事件が起きたこと;タンカーは、マルタもしくはランペドゥーサ島に向かって航路を変更したと述べている。

■イタリア内相:海賊行為である

移民排除を掲げる同盟の党首で、イタリア副首相、内相を務めるマッテオ・サルヴィーニ氏による会見では、「これは救出作戦ではない、もはや海賊行為である」と述べた;船を救出するためにリビア沿岸警備隊に援助要請をしたことを明らかにした。サルヴィーニ氏はまた、船のイタリアの港への上陸許可を出さないことを明らかにした。

進展を近くから追う市民組織エーゲ海人命救助は、イタリアに港を開くよう、またジュネーブ条約に沿うような対応を呼びかけ、この難民らが海賊ではなく、難民として理解される必要があることを述べた。サルヴィーニ氏の会見の後に、この件に関してコメントしたリビア当局は、沿岸警備隊がそれぞれ活動を開始したことを発表した。

この報道を肯定したマルタの軍は、船の航路が監視されていることを明らかにした。 

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(翻訳者:内山千尋)
(記事ID:46530)