エジプト:スーダンに関する地域サミットを主催
2019年04月24日付 al-Hayat 紙

エジプト:スーダンに関する地域サミットを主催

【カイロ:本紙】

エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領は火曜日(4月23日)、アフリカ諸国の指導者たちは、カイロで開催した会合において、スーダンを統治している軍事評議会に対して、民主主義的な改革実施のためにさらなる時間を与えることが不可欠だとの合意に達したと発表した。また指導者たちは、暫定政府への政権移行期間を3か月に延長するというスィースィー大統領の提案に賛同した。スィースィー大統領はスーダン(アフリカ)地域のパートナー諸国らによる首脳級の諮問会議(サミット)を主催しており、この会議にはチャドのイドリース・デビ大統領、ジブチのイスマーイール・オマル・ゲレ大統領、ルワンダのポール・カガメ大統領、コンゴ共和国のドニ・サスヌゲソ大統領、ソマリアのアブドゥッラー・ファルマージュ大統領、南アフリカ共和国のシリル・ラマポーザ大統領、さらにアフリカ連合のムーサ・ファキ委員長、またウガンダ、ケニア、ナイジェリア各国の大統領特使らも参加した。

このサミットでは、スーダンの状況、協調行動の強化、スーダンを舞台とした現在の状況の進展に対処するための最適な方法および、スーダンの安定と平和の支援に貢献する方法についての議論が扱われた。

また、エジプトのバッサーム・ラーディー大統領報道官は次のように述べた。「スィースィー大統領が議長となり、エジプトがアフリカ連合の議長国に任命されて以降、スーダンやその周辺諸国に関する緊密な議論が行われている。」さらに、同報道官は「今回の会合はスーダンの一体性を支持することの重要性を強調した。また、文民政府への政権移行期間を3か月に延長することに同意した」と明らかにした。

(後略)

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( 翻訳者:秋吉香奈 )
( 記事ID:46691 )