北京で新シルクロード一帯一路構想の大会議
2019年04月28日付 Hurriyet紙


中国をグローバル経済に組み込むことを目標とした「一帯一路」インフラプロジェクトの第2回サミットが北京で始まった。サミットには、37カ国の首脳が参加した。中国の習近平国家主席は、「新シルクロード」と呼ばれるこのプロジェクトによって北京が世界の覇権を作り上げようとしているという主張を否定した。

世界第2位の経済大国である中国をグローバル経済に組み込むプロジェクト、「一帯一路」の第2回会議が中国の首都北京で始まった。中国の習近平主席は、会議の開会式でスピーチを行い、このプロジェクトに関する疑念を、不正との戦いとグリーン経済のメッセージによって払拭しようと努めた。習主席は、プロジェクトの質を投資によって前進させることを呼びかける一方、中国が経済的覇権を作り上げようとしているという主張に反論した。

サミットには、ロシアのウラジミール・プーチン大統領、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相、ギリシャのアレクシス・チプラス首相、オーストリアのセバスティアン・クルツ首相を含む37カ国の首脳が出席した。2017年の第1回会議では、タイイプ・エルドアン首相の代理としてトルコからはジャヒト・トゥラン交通インフラ大臣が出席した。フランスとドイツからも大臣レベルが出席した。アメリカ政府は、中国を現代のシルクロードとよばれるこのプロジェクトの枠組みで多くの国々に低金利で貸付を行いこれらの国々に対し覇権を作り上げようとしており、これらの国々の重要な資産を入手しようとしていると非難している。

■プーチン大統領から新提案

プーチン大統領は、会議でスピーチを行い、中国の巨大プロジェクトがロシアの主導するロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、アルメニアからなるユーラシア経済連合の目標と適合すると述べた。プーチン大統領は、ユーラシア経済連合の設立が一帯一路の設立と連動するという考えを支持すると述べ、「中国の行動はロシアの計画と完璧に重なっている」と述べた。

■巨大プロジェクト

125カ国と173の協力協定を調印した。

2013~18年に900億ドルの投資を行う。

5000億ドル規模の協定が調印された。

プロジェクトの費用は3兆670億ドルになると試算されている。

■交通・通信ネットワーク

中国の習近平主席が2013年に開いた「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海のシルクロード」によって、中国からアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、南アメリカに陸海の両方から交通網を構築することが目指されている。この巨大プロジェクトは、エネルギー遠隔通信のネットワークの構築も計画している。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:46701)