CHPイマムオール、ユルドゥルム発言を批判
2019年05月10日付 Cumhuriyet 紙

エクレム・イマムオール氏とムハッレム・インジェ氏は金曜礼拝の際会見に応じた。イマムオール氏はユルドゥルム氏の「被害者」発言に、「立候補することで被害者になったのかもしれないな。」と返した。

イマムオール氏の会見の中で注目されるべき点は以下のようである。

-(ビナリ・ユルドゥルム氏の問いに対する回答で)
もう一度対決するにあたり、問題は彼らが自身の発言を信じているかどうかだ。何の権利侵害だ?国民が見ているのだ。彼は自身のことすら信じていない。被害者問題だってそうで、立候補することで被害者になったのかもしれないな。

-1600万人の民が被害者だ。我々が彼らの被害をなくしていくであろう。トルコの、我々の民主主義のために、我々は共に戦うのだ。

-(スルタンアフメトモスクとアヤソフィアの間で行われたブックフェアにて)県官僚らと会議を行った。彼らは、安全と観光客の多さから考えてブックフェアは良いものとは言えないと言った。我々はそのように決めたのならば続けてくださいと伝えた。我々は月曜に約束をしたが、彼らは金曜にした。こちら側は他の場所で開くことで代替案にしましょうと言った。そのようなトラブルはあってはならない。ほかの場所探す必要もないない。私は知事にも昨日呼びかけました。よく調査をすることを願っています。彼らは自身を「管財人」だと思っている。私は選ばれた広域市長としてここにいます。しかし彼らは「管財人」として。問うてみてほしい。彼ら自身がブックフェアは取りやめにしたと言ったのだ。私の決定ではない。その官僚社会において権利もなくそこに残り、特定の人や党への奉仕を仕事だと思っている人々もそこにはいるのも事実である。

-有徳な行政こそイスタンブルにふさわしいということをイスタンブル市民に我々が実感してもらうのだ。全ての人の票を獲得するつもりで続けていく。

ムハッレム・インジェ氏の会見の中で注目された点は以下のようである:

-YSK(高等選挙委員会)は選挙を取り消したのではない。自らの信用性を取り消したのだ。不正があったかどうかなどという話は全てが内容のない議論だ。この選挙に欠陥はない。欠陥はYSKにある。

-この問題をCHP(共和人民党)の問題として考えていない8200万人の人々がこれを支持するであろうことは見えている。幸せなトルコ共和国、全ての人が兄弟のように暮らせるトルコ共和国を作り上げられるためには、我々は6月23日イマムオール氏を選ばせなければならない。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:46764 )