ISのトルコ国内での活動、活発化
2019年05月17日付 Cumhuriyet 紙

スレイマン・ソイル内務大臣は、「ISは、ここ2年半から3年ほどの間では最もトルコ国内での活動を活発化させている。本件については、我が国のすべての治安機関が最高レベルの警戒態勢にある。」と述べた。

スレイマン・ソイル氏は、金角湾会議センターにおいて開かれた会合の後、新聞記者たちとの質疑応答を行なった。ソイル氏に対し、「トルコを標的にしたテロの脅威「についての説明を求める質問があった。

ソイル大臣は、「一方では私たちはPKKとの戦いを遂行している。しかし次のことをお伝えすることが必須であろう。ISは、ここ2年半から3年ほどの間では最もトルコ国内での活動を活発化させている。本件については、我が国のすべての治安機関が最高レベルの警戒態勢にある。そして、我が国の国民は、これに気づいている人も、気づいてない人もいる。しかし、周辺の地域とトルコ国内の両方において、ISは活動中であると理解されている。すべての情報機関が真剣に職務にあたっている。特にお話しする必要があるのは次のことだ。治安の安定を損ないかねない弱点をそのままにしておくわけにはいかない。隙をつくってしまった次の瞬間から、周辺地域のテロ組織にとって、来ることのできる最も有望な国の一つがトルコである。説明してきたことと、説明できないことがある。しかし、情報機関も、治安機関も徹底的な作戦を展開させている。私たちは、彼らが活発化しているのを、およそ一月から一月半は、明確な形で見確認している。」と述べた。

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( 翻訳者:宮崎友裕 )
( 記事ID:46793 )