目指すはサムスン!ー解放戦線5月19日サムスン上陸記念日
2019年05月18日付 Hurriyet紙


ムスタファ・ケマル・アタテュルクが1919年5月19日に開始したサムスンでの解放戦線の開幕から100周年を迎えた今日、街は熱気に包まれた。1世紀という長い歴史の痕跡を残すチュチュン桟橋やバンドゥルマ記念艦、解放戦線のルートは観光客で賑わった。

サムスンでは、5月19日のアタテュルク追悼青年スポーツ記念日のお祝いを数日前から開始した。解放戦線のルートにアタテュルクが残した足跡は、100年経った今でも県内で保存されている。県内は国旗の赤と白に包まれており、この熱気を共有するため多くの観光客が国内各地から集まった。

■準備は整った

トルコ空軍のアクロバットチームである「ソロトゥルク」は、5月19日のアタテュルク追悼青年スポーツ記念日の100周年を祝うイベントの一部として日曜に行われるショーのため、昨日(18日)サムスン上空でリハーサル飛行を行った。ターキッシュ・スターズ及びソロトゥルクのパイロットらがサムスン上空で行ったリハーサル飛行は、市民らの歓声で迎えられた。難易度の高い動きは、観客らを大いに沸かせた。

■すべての思いがサムスンに集まる

100周年の記念にイスタンブルからカヌーで旅立ったあるグループは、出発してから20日目にサムスンに到着した。カヌー・スポーツに興味がある学生グループに出迎えられたこのチームは、バンドゥルマ艦船のキャプテンであるイスマイル・ハック・ドゥルスの孫であるネジャト・ウルギョルさんから受け取ったトルコ国旗をサムスン県知事に届けるため、アタクムで旅路に終止符を打った。チームリーダーのシェノル・オズデミルさんは、「日曜日に知事へネジャト・ウルギョルさんから受け取ったトルコ国旗を届けに赴く予定です」と話した。
また、自転車でアイドゥン県のディディム市からサムスンに向かって出発したサブリ・カラカヤさん(62歳)とメスト・エルタシュさん(40歳)、ジハン・イペキチレルさん(40歳)は、13日間で1,205kmの距離を走破しアマスヤに到着した。ゴールまで残すところ125kmとなったこのグループは、日曜日にはサムスンに到着しているだろう。

■解放戦線ルートが開放される

アタテュルクと戦友らが上陸したポイントであるチュチュン桟橋も、何千人もの観光客で賑わった。2009年5月19日にバンドゥルマ記念艦という形で再建されたチュチュン桟橋では、アタテュルクと戦友たち、そして彼らを出迎えた人々の蝋人形が展示されている。チュチュン桟橋からアタテュルクが滞在した当時のマントゥカ・パラスホテル(現在のガズィ博物館)まで続く長さ400メートルの街道は、街を訪れた観光客らを魅了する中心スポットとなった。アタテュルクが5月25日に到着したハヴザ市や、その後の6月12日に到着したアマスヤへのルートは、当時を再現する形で整備された。当時使用されていた路上走行車や霧を伝える鐘、マイルストーンなどが設置された。このルート上にある歴史的な橋やその他建造物も修復された。解放戦線のルートを一歩一歩眺めながら歩みたいと望む何百人もの人々が、県内を訪れていた。

■エルドアン大統領も訪れる

ムスタファ・ケマル・アタテュルクがサムスンに到達してから100周年を祝う今回のイベントでは、81の県と北キプロス・トルコ共和国、ドイツ、フランス、オーストリア、オランダ、アゼルバイジャン、キルギスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、及びカザフスタンから集まった182人の学生が5月19日の式典に参加する。彼らは早朝にピーリー・レイス船でイスタンブルからサムスンへと出発した。

青年スポーツ省のメフメト・ムハッレム・カサプオール大臣は、サライブルヌ沿岸に停泊中の船で60時間の旅路に出る学生らを手を振りながら見送った。船が出発する際には、花火が打ち上げられた。この船は、5月19日にサムスンのチュチュン桟橋でエルドアン大統領に出迎えられる予定だ。カサプオール青年スポーツ相は、「解放戦線の精神を守るため、182人の青年たちが3日間の旅に出ます。彼らはこの旅を通して、歴史について学び、思いを一つにするでしょう。解放戦線の精神を再び青年たちの肩に担わせたいと考えています。5月19日には、大統領とともに青年たちをサムスンで出迎える予定です」と話した。

■式典に参加

サムスンで開催される100周年記念式典には、共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首も参加することが事前に発表された。民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首も、昨日サムスン県知事から送られた招待を受けるとコメントした。善良党のメラル・アクシェネル党首は不参加を表明している。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:46798)