北キプロス、政治危機回避
2019年05月22日付 Hurriyet紙

北キプロス・トルコ共和国において、国民統一党(UBP)と人民党(HP)が連立政権を樹立することで合意した。

トルコ通信キプロスの報道によると、北キプロス・トルコ共和国において、国民統一党(UBP)と人民党(HP)が連立政権を樹立することで合意した。両党が明日午前10時に議会で政府の同意書に署名した後、11時に閣僚名簿が同国のムスタファ・アクンジュ大統領に提出される。

連立政権の樹立に向けて、UBPではエルスィン・タタール党首に全権が与えられ、HPと行われた会談の結果が、党の議会で共有された。

一方HPは、党の議会で会談結果を協議したのちに、UBPと連立を組むことを決定した。議会は、UBPとの連立を、反対20票、賛成40票で可決した。

■政府危機

北キプロス・トルコ共和国では、共和国トルコ党(CTP)党首であるトゥファン・エルヒュルマン首相をトップとした4党連立政権において、財務大臣の職にあった民主党(DP)のセルダル・デンキタシュ氏が、5月8日に辞任することを明らかにしていた。

デンキタシュ氏が辞任した後、DP党首で副首相兼外務大臣のクドレト・オゼルサイ氏が、同党が内閣からの撤退を決めたことを表明した。

CTP党首のエルヒュルマン首相は、この動きに対して、新政権の発足に向けた協議を速やかに開始するべく、5月9日、ムスタファ・アクンジュ大統領に内閣総辞職を申し出た。

■4党連立政権は2月16日に始まった

北キプロス・トルコ共和国では、2018年1月7日に行われた早期総選挙を経て、トゥファン・エルヒュルマン氏を首相として2018年2月2日に共和国トルコ党(CHP)、人民党(HP)、社会民主党(TDP)、そして民主党(DP)からなる連立政権が発足し、共和国議会総会において2月16日に賛成多数で信任された。

北キプロス・トルコ共和国では50議席からなる共和国議会において内閣を発足させるためには、国会議員26名の支持が必要だ。共和国議会は、UBPから21人、STPから12人、HPから9人、TDPとDPからそれぞれ3人、そして再生党(YDP)から2人の国会議員で構成されている。

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(翻訳者:瀬戸慈弘)
(記事ID:46821)