シリア政権の「第一の失敗」としての経済的失策(1)
2022年02月06日付 その他 - al-Souria.net 紙


■シリアの失敗…第一に存在するのは経済の失敗

【スーリーヤ・ネット】

シリアの政権の救出やその再正統化について話すことは役に立たない。我々が知っていたシリアは既に終わった。シリアがアラブ連盟の席に復帰しようとしまいと、である。同国は1958年から1961年まで続いたエジプトとの合併から、その前後の軍事クーデターの頻発、
そして2000年にバッシャール・アサドが父親の地位を継承するにいたるまで、段階的に終了したのである。

むろんここで重要な点に言及しておく必要がある。すなわち、バアス党が1966年2月23日に宗派体制を隠ぺいする主体として現れてから、その後イランが2011年以降、シリア国家自体とその諸決定を完全に掌握するに至ったという事実である。

イランは11年前に発生した民衆革命を好機として、深部におよぶ人口統計の変更プロセスを始動させた。スンナ派、キリスト教徒に加え、ドゥルーズ派を対象としたこのプロセスは今日に至るまで継続している。

イランによるシリアの部分に対する掌握は、複数の段階を経て進行している。ハーフィズ・アサドとその子息バッシャールの違いは、後者が全ての卵をイランの籠に入れてしまったということである。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:46824 )