パレスチナからの移住者子孫、エルサルバドル大統領に
2019年06月02日付 Hurriyet紙


中米の国エルサルバドルで、2月に行われた大統領選挙に勝利した、20世紀初頭にパレスチナ領から南米に移住した一家出身のナジプ・ブケレ大統領が、宣誓を行い職務を開始した。

宣誓式でスピーチを行った37歳のブケレ大統領は、エルサルバドルは政府の堕落や地震などの非常に大きな困難を経験したと述べ、エルサルバドルの再建が必要だと述べた。ブケレ大統領は、「ともに前に進もう」と述べた。

中米の国エルサルバドルで2月に行われた大統領選挙で、パレスチナにルーツを持つナジプ・ブケレ候補が勝利した。高等選挙委員会は、4人の候補者で争われた選挙で、約54%の票を獲得した国民統合のための大連合のブケレ候補が勝利したと伝えていた。

人口650万人のエルサルバドルでは、人口の3分の1が貧困ライン以下で生活している。同国の困難な生活状況から数十万人が逃げ出し、別の中米諸国からの市民も加わった移民団を形成して、アメリカ合衆国国境に移動していた。

■ナジプ・ブケレ氏とは

首都サン・サルバドルの元市長であったナジプ・ブケレ氏のルーツは、オスマン帝国の支配下にあったパレスチナに繋がる。ブケレ氏は、20世紀初頭にパレスチナ領から南米に移住した家族の出身だ。

父親が有名なムスリム実業家にして地元のイマームでもあるブケレ氏は、1981年にサン・サルバドルで生まれた。若いころ実業界に身を投じたブケレ氏は、自動車産業で活動し、世界的な有名メーカーの国内での流通に携わった。ブケレ氏は、2012年にサン・サルバドルの南のヌエボ・クスカトランの市長に選出され、2019年の選挙前に政党を離党した。ブケレ氏は、選挙キャンペーンで不正防止、犯罪組織の暴力の終結、そして雇用の拡大の約束などで台頭していた。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:46891)