エルドアンの外交日程明らかに―トランプ、プーチン、習、安倍…
2019年06月03日付 Hurriyet紙

タイイプ・エルドアン大統領は、イスタンブル広域市長選の後、幅広い外交活動を活発化させる。7月までにドナルド・トランプ米大統領、ウラジーミル・プーチン露大統領、中国の習近平国家主席、そして、日本の天皇陛下と面会する予定だ。

まず、タイイプ・エルドアン大統領は6月28-29日、日本の大阪市で行われるG20サミットにトルコを代表して参加する。このサミット期間中にドナルド・トランプ米大統領、ウラジーミル・プーチン露大統領らも含む各国首脳らと会合を行う予定だ。サミット期間中のこの重要な会談では、ここの所、関係国間の緊張を生み出したS-400ミサイルシステムと F-35問題に見極めをつけることが期待されている。

■重要なトランプ米大統領との二者会談

エルドアン大統領とトランプ米大統領の最近の電話会談で二者会談が決定し、そこで両国間の重要な項目が議論される見込みだ。両国首脳は、トルコがロシアからの購入を計画しているS-400ミサイル防衛システムについて共同作業グループを設立するという提案を検討する予定である。同会談では、ここ暫く議論されてきたF-35戦闘機計画における展開とともに、両国間の貿易量を750億ドルに増やすための措置も検討される。エルドアン大統領とトランプ米大統領は、シリア問題を始めとし、東エーゲ海のエネルギー分野における展開、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)、民主統一党(PYD)、イスラム国、ギュレン派テロ組織といったテロ組織に対する共闘問題も取り上げる。また、同会談ではトルコ大統領府とホワイトハウスで日程を調整しているトランプ米大統領の7月トルコ訪問についても話し合われる。

■新天皇との会合

エルドアン大統領は、サミットに参加するいくつかの国家及び政府首脳と二国間会談を実現させる予定で、その後、首都東京を訪問する。東京訪問の間、日本の安倍晋三首相と会い両国間の経済関係を進展させるためにできうる措置を話し合う。また、5月1日に即位した今上天皇徳仁と面会し、お祝いの言葉を述べる予定だ。エルドアン大統領は日本での日程の中で、京都で開催される大統領府が準備したアラ・ギュレル写真展を訪問することにもなっている。

■中国の一帯一路構想参入

エルドアン大統領は、日本との交渉の後、中国へ商用目的の訪問をおこなう予定だ。エルドアン大統領と中国の習近平国家主席は、7月2日に北京で一対一及び代表 団同士でも会談を行う。会談では両国間での経済関係を発展させる方法、240億ドル水準の取引量を300億ドルに引き上げて輸出入の不均衡を減少させるための取り組み、中国の一帯一路構想に基づくプロジェクトにおいて取るべき共同行動などが話し合われる見込みだ。

■S-400話し合い

エルドアン大統領は、G-20サミット期間中、別の重要な会談をプーチン露大統領と行う予定だ。エルドアンープーチン会談では、米国は購入に反対しているが、ロシアが「引き渡しが遅れることはない」とするS-400防衛システムを始めとし、両国間で開始しているトルコ・ストリーム天然ガスパイプライン及びアククユ原子力発電所計画に関する最新の進展状況が話し合われる。

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:46903)