シリア:政府軍は反体制派との戦闘の末、イドリブ県南部のカッサービーヤ村、ジャアータ村を制圧。イドリブ県での支配地拡大は1年ぶり
2019年06月05日付 その他 紙


■ロシアはイドリブ県での戦闘停止、人道支援、難民帰宅を求める安保理報道声明案を廃案に(2019年6月3日)
国連安保理非常任理事国を務めるベルギー、ドイツ、クウェートの三カ国は、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するシリア・ロシア軍の攻撃と、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構によ ... → 記事

■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから376人、ヨルダンから1,794人の難民が帰国、避難民0人が帰宅(2019年6月4日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月4日付)を公開し、6月3日に難民2,170人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは376人(うち女性52人、子供89人) ... → 記事

■ハサカ県のフール・キャンプに収容されていた住民800人がラッカ市に到着(2019年6月4日)
ANHA(6月4日付)は、ハサカ県フール町近郊にあるフール・キャンプに収容されていた国内避難民(IDPs)217世帯、約800人がラッカ市に到着したと伝えた。 彼らは、ラッカ県アイン・イーサー市で5月3日に人民防衛隊(Y ... → 記事

■北・東シリア自治局のアサーイシュが親政権の民放記者を拘束(2019年6月4日)
シリアの民放テレビ局イフバーリーヤ・チャンネルは、ムハンマド・タウフィーク・サギール記者がハサカ県カーミシュリー市郊外の小麦畑での火災を取材中に、アサーイシュ(北・東シリア自治局内務治安部隊の主体)によって拉致、連行され ... → 記事

■トルコ占領下のアレッポ県北部の刑務所からダーイシュ・メンバー7人が脱走(2019年6月4日)
アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の県北部ラーイー村に設置されている反体制武装集団(国民軍)の憲兵隊の刑務所からダーイシュ(イスラーム国)メンバー7人が脱走した。 脱走した7人のうち、2人は東部自由人 ... → 記事

■アフリーン解放軍団はトルコ占領下のアレッポ県北西部で反体制武装集団戦闘員5人を殺害(2019年6月4日)#シリア #トルコ #クルド
アレッポ県では、アフリーン解放軍団は声明を出し、6月2日にトルコ占領下のシャッラー村近郊のフィーラート・カーディー村一帯でシャーム自由人イスラーム運動の拠点を攻撃し、戦闘員5人を殺害、また3日にもシーラーワー村近郊のバー ... → 記事

■シリア軍は反体制派との戦闘の末、イドリブ県カッサービーヤ村、ジャアータ村を制圧。イドリブ県での支配地拡大は1年ぶり(2019年6月4日)
シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が攻撃を激化させてから35日目となる6月3日も、シリア ... → 記事

■WFP報道官「イドリブ県、ハマー県での戦闘で数千エーカーの農地が消失、少なくとも30万人が避難を余儀なくされている」(2019年6月4日)
国連世界食糧計画(WFP)のヘルヴェ・ヴェルホーセル(Hervé Verhoosel)報道官は、イドリブ県やハマー県の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)でのシリア・ロシア軍の攻撃や、と、シリアのアル=カーイダと目 ... → 記事

■トルコ占領下のアフリーン郡(アレッポ県)では反体制派戦闘員とその家族20万人が入植する一方、住民35万人が家を追われる(2019年6月4日)
北・東シリア自治局を主導するクルド民族主義組織の民主統一党(PYD)に近いANHA(6月4日付)は、2018年3月18日にトルコが反体制武装集団とともに占領したアレッポ県アフリーン郡に、20万人近い住民が「入植」している ... → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:46910 )