米国:暴力的なゲームの悪影響がマインクラフトを用いた実験で判明
2019年06月03日付 al-Quds al-Arabi 紙

2019年6月3日
米国:暴力的なゲームの悪影響がマインクラフトを用いた実験で判明

■暴力的なテレビゲームは子供たちの実生活での危険な行為と関連性がある!

【本紙】

オハイオ州立大学の研究者らが実施した調査は、暴力的なテレビゲームをプレイする子供たちは実生活でも武器を扱う傾向がより強いことを明らかにした。

今回の調査では、8歳から12歳までの220人の子供たちを2つのグループに分け、彼らに「マインクラフト」の様々なモードをプレイするように命じた。

最初のモードは最も暴力的であり、プレイヤーは銃でモンスターを殺すことが求められる。また、二つ目のモードでは剣でモンスターを殺す一方、三つ目のモードは暴力的ではなく、武器やモンスターは登場しない。プレイを始めてから20分後に、子供たちはおもちゃの銃を含む様々な遊具がある他の部屋で遊ぶよう呼び掛けられる。

ブラッド・ブッシュマン博士をリーダーとする研究者らは、暴力的なモードをプレイした子供たちは、自分自身や同じグループにいる別の子供の顔に向けて引き金を引くことをはじめとする、危険な行動により熱中していたことを発見した。

研究者たちは、暴力的なテレビゲームは子供たちに悪影響を及ぼし、現実世界での暴力的な行為を強める可能性があると結んだ。

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( 翻訳者:久保桃歌 )
( 記事ID:46918 )