児童労働、200万人に達する
2019年06月11日付 Cumhuriyet紙


トルコにおける児童労働が200万人に達した。10人のうち8人の子供が危険な状況下で働いている。3人に1人が十分に暖をとったり食事をすることができない家庭で生活している。世界においても1億5200万人の子供が学校に行かず生活のために働いている。

明日、6月12日は児童労働反対世界デーである。しかし何百万人もの子供たちが生活困難のために路上で、鉱山で、農場で、作業場で働かざるを得ない状況に陥っている。
国際労働機関(ILO)によると、全世界で7300万人が危険な状況で働いているのをはじめとし、1億5200万人の児童労働が行われている。労働において最も深刻な問題の一つである児童労働は、「多くの場合子供から子供らしい生活や可能性、尊厳を奪い身体的にも精神的にも生育に悪影響を及ぼす」と知られている。

◼︎700万人が物質的貧困に直面している。

トルコにおける児童労働が200万人に達した。10人のうち8人の子供が危険な状況下で働いている。トルコ統計委員会のデータによると、2018年末以降トルコの人口は8200万3882人である中で、2292万422人が子供である。家庭内労働力調査の結果によると、2017年には15~17歳のグループの子供たちの労働参加率は20.3%であった一方、2018年には21.1%に上昇した。労働における性差を見てみると、2017年の男児の労働の参加率は28.5%なのに対し、女児は11.8%であった。この割合は2018年には、男児が30%、女児が11.8%となった。

バフチェシェヒル大学経済社会研究センター(BETAM)の調査によると、トルコにおいて3人に1人が、別の尺度でいうと700万以上の子供が非常に物資が不足した家庭で生活している。長期間の収入不足による物質的貧困は、成人の場合一時的でありえるが子供の場合死ぬまで続き、次世代まで引き継がれる危険性もあるのだ。トルコで生活する子供の74.6%が家から離れ1週間の休暇にかけるお金も持たない家庭で生活している。子供たちの51.3%が直近の12ヶ月以内に家賃や電気、水道、ガス代やクレジットカードの請求を計画通り払えない家庭で暮らしている。

トルコにおける児童労働と労働関連死のレポートによると、2013年から2018年5月までに319人の児童が労働関連死で命を落とした。トルコで2012年には60万1000人であった15〜17歳の児童労働数は2016年の初めには70万9000人に達した。トルコ統計局(TÜİK)の2016年のデータによると児童労働の78%が登録外での労働であった。

トルコでは特に職業教育と銘打ち児童労働を合法化していた。何百万もの子供たちが「訓練生」として安い賃金で労働させられている。トルコでの2015年の訓練生という名の労働者は24万5000人あるのに対して、現在そのような労働をする子供は100万人を超えている状態だ。

◼︎1億5200万人の子供が日々の生活のために働いている

1億5200万人の子供が学校に行かず生活のために働いている。世界では10人のうち1人の子供が児童労働に従事するうち、6400万人が女児、8800万人が男児である。児童労働の70.9%が農業17.2%がサービス業で働く中、11.9%が工業分野に従事している。

国連が児童労働に対し啓発する目的で宣言した、6月12日の児童労働反対世界デーでは、現在の児童労働の数と労働環境に警鐘を鳴らしている。ユニセフが2017年11月に発表したレポートによると、少なくとも先進国どこであれ4人に1人の子供が健康や生育に悪影響を及ぼす職につかざるを得ない状況である。
ILOによると、7億2100万人の児童労働者を抱えるアフリカでは3億1500万人の子供が危険な仕事に従事している。世界中で児童労働が減少傾向にあった2012−2016年の期間にも、アフリカにおける児童労働数の増加が不安を増大させている。紛争の影響を受ける国々は、平和な国々に比べ77%より多くの児童労働を抱えている。
ILOの2016年のレポートでは、430万人の子供が強制的に働かされていること、300万人の子供が暴力の被害を受ける仕事に従事せざるをえないことが記録されていた。

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(翻訳者:西山みなみ)
(記事ID:46948)