若者4人に1人が失業
2019年06月17日付 Cumhuriyet 紙

失業率は2月、3月、4月を包括する3月期に、前年の同時期と比べて4.0%増加して14.1%に上昇した。若者世代(15〜24歳)においては7.5%増加して25.2%となり、15〜64歳のグループにおいては4.0%増加して14.3%に上昇した。

トルコ統計機関(TÜİK)のデータによると、トルコ全国の15歳以上の失業者数が、2019年3月に、前年同時期に比べて133万4千人増加して454万4千人となった。失業率は4%増加して14.1%である。

また同時期、農業以外の失業率は4.2%増加して16.1%と推定された。若者の失業率は7.5%増加して25.2%となり、15〜64歳のグループでは4%増加して14.3%となった。

■就業率は45.4%

就業者数は2019年3月に、前年同時期と比べて70万4千人減少し、2,779万5千人となり、就業率は1.7%減少して45.4%となった。

同時期、農業分野で就業する人は24万人、農業以外の分野で働く人は46万4千人減少した。就業者のうちの17.3%を農業、19.7%を工業、5.5%を建設業、57.4%をサービス業がそれぞれ占めた。前年同時期と比較すると、農業分野の就業者は0.4%、建設業では1.8%減少する一方、サービス業では2.1%上昇した。工業分野における就業者においては変化が見られなかった。

■労働参加率は52.9%に

2019年3月の労働人口は、前年同期と比べて63万人増加て3,233万9千人となり、労働参加率は0.5%増加して52.9%であった。同期の比較によると、男性の労働参加率は0.1%減少して71.7%、女性は1%増加して34.4%となった。

■社会保障がない労働者の割合は33.9%

2019年3月期に、どの社会保障機関にも属さない労働者の割合は、前年同期に比べ1.5%増加して33.9%となった。農業以外の分野では、非公式労働者の割合は前年同期に比べて1.2%増加し23.1%となった。

■季節調整済みの就業率は46%、失業率は13.7%

季節調整された就業者数は前年同期と比べて7万2千人増加して2,814万6千人と見られる。就業率は0.1%増加して46.0%となった。
季節調整された失業者数は前年同期と比べて6万8千人増加して448万7千人で、失業率は0.1%増加して13.7%となった。
季節調整された労働参加率は0.1%増加して53.3%となった。経済活動分野による就業者数は農業で5千人、建設業で5万3千人減少した一方で、工業分野で9万4千人、サービス業分野で3万7千人増加した

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( 翻訳者:岸本成美 )
( 記事ID:46989 )