エジプト:モスクワでロシアとの外務・国防会合開催へ
2019年06月20日付 al-Hayat 紙

■エジプト政府とロシア政府の外務・国防会合は、シリアやリビア、湾岸の安全保障の問題を集中的に協議

【ドバイ:本紙】

ロシアの首都モスクワで来週月曜日(6月24日)、ロシア・エジプト間の外務・国防閣僚会合が行われる。中心的な議題は地域情勢についてであり、特にシリア、リビア、湾岸の安全保障について取り上げられる。

ロシアの外務大臣は、ロシアとエジプトが2プラス2形式の会合を通し、シリアやリビア、湾岸地域の状況について議論することを発表した。

会合にはロシアからセルゲイ・ラブロフ外務大臣とセルゲイ・ショイグ国防大臣、エジプトからサーミフ・シュクリー外務大臣とムハンマド・アフマド・ザキー国防大臣が参加する予定。また、両国の閣僚ごとの個別会合に加えて2プラス2形式の合同での会合も行われる予定だと報じられた。

ロシアの外務省は本日(20日)同国の通信社『スプートニク』が報じた声明の中で次のように述べた。「今回の協議では、中東・北アフリカ情勢、特にシリアおよびリビアの危機やスーダン情勢、湾岸地域の安全保障上の諸問題、中東情勢の正常化、テロとの戦いに関する問題、大量破壊兵器の不拡散について議論する予定だ。」

またロシアの外務省は、閣僚たちはロシア・エジプト間の様々な協力分野のうち主要なものの状況を見直し、すべての分野において両国関係の発展継続のために目標を設定するだろうと指摘した。

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( 翻訳者:秋吉香奈 )
( 記事ID:47017 )