パレスチナ:ガザ地区で全面的ストライキ、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」に反対するデモが発生(3)
2019年06月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


◾︎ガザ地区に全面的ストライキが発生、西岸地区では「マナーマ・ワークショップ」を拒否する民衆の怒りのデモ

【本紙:ガザ、ラーマッラー】

占領軍(イスラエル)の刑務所内部の捕虜らの司令部は「バハレーン・ワークショップ」を批判し、その声明の中で、ワークショップへの参加はいかなる面においても「パレスチナ人民と、その固有かつ歴史的な権利に対する敵対(行為)」と同義であったと述べ、これに起因する決定事項は全て「無効」と見なされるとした。また、同声明の中で「パレスチナはパレスチナ人のものであり、我々の権利はどれだけの時間が経過しようと廃れることはない」と述べた。

また、パレスチナ民族評議会は「バハレーン・ワークショップ」を阻止するために「アラブの合意」を呼びかけており、政治的解決を経済的解決によってすり替えようとするアメリカの計画に対する強い反対を表明していた。

またナショナル・イスラーム運動下の複数のグループに所属する女性らは、ガザで開催された会議において「世紀の取引」および「バハレーン・ワークショップ」に対する拒否を発表し、パレスチナの基本原則(サワービト)に基づいて同地へ固執する意思を強調していた。また、西岸地区では継続する民衆の怒りの中、住民らがパレスチナ軍司令部の呼びかけに応じて境界地点の多数へと出向き、火、水曜日の二日間にわたって「バハレーン・ワークショップ」に反対するデモを行いつつ、「国民の怒りの日々」を拡大させた。

(4)に続く

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( 翻訳者:清水有理 )
( 記事ID:47092 )