イラク:パレスチナ問題の公正な解決を支持
2019年07月17日付 al-Hayat 紙


■パレスチナ問題の公正な解決を支持

【ドバイ:本紙】

イラクのバルハム・サーリフ大統領は火曜、パレスチナのムハンマド・アシュタイヤ首相及びその随行団と会談した折、パレスチナ人民を支持するイラクの立場を確認した。

イラク大統領府広報局の声明によると、サーリフ大統領は首都バグダードのサラーム宮殿でアシュタイヤ首相の表敬を受けた。そこで双方の関係強化と共通の利益に資する両国間協力の見通しを立てる方途につき協議した。

サーリフ大統領は「兄弟であるパレスチナ人民をイラクは支持する立場にある。これはパレスチナ問題の公正かつ包括的な解決を保証するためである」と述べた。また「イラクは国内に住むパレスチナ人が全ての正当な権利を享受し、彼らの要求が保証されることを望む」と話した。

加えて、イラク国営通信『INA』が報じた上記声明は以下のように伝えた。「今次会合ではアラブ・国際政治情勢の進捗が議題になった。また政治、安全保障、経済面での相互補完と協力に依拠した共通の地域秩序の形成が必須なことが議論された。これは、域内の諸人民の安定と発展、繁栄の実現を目的とする」。

他方、パレスチナ首相はムハンマド・アッバース大統領からの親書を手交した。そのうえで、パレスチナがイラクとあらゆる面での関係強化を求めていることを確認し、パレスチナ問題の様々な面におけるイラクの姿勢を賞賛した。

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47175 )