イエメン:フーシ派がサウジアラビアの空軍基地を標的に
2019年07月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■フーシ派がサウジアラビアの空軍基地を標的と表明

【サナア:本紙】

 フーシ派報道官ヤフヤ・セリ将軍は本日火曜日、サウジアラビア南西部の都市ハミース・ムシャイトにあるキング・ハーリド空軍基地とジーザーン地方空港のドローン格納庫を標的とした攻撃を仕掛けたと表明した。

 サウジアラビアのテレビ局は、サウジアラビア主導の有志連合が、フーシ派がジーザーン空港とアブハー空港に向けて発射した3機のドローンを迎撃した、そして本日、(フーシ派が)ジーザーン市に向けて発射した2機のドローンをイエメン空域で撃墜したと報じた。しかし、撃墜されたドローンが空軍基地への攻撃で用いられたものであるかどうかについての情報は報じられていない。

 セリ報道官は記者会見で、ジーザーン地方空港への大規模な攻撃は、ドローンQasif-2kにより高精度に実行されたと述べた。

 そしてこの作戦がドローンの格納庫を標的とし、空港内の管制システムの混乱を狙ったものであると明らかにした。

 さらに「この作戦は(有志連合)による不当な侵略とイエメン国民への継続的な封鎖への報復措置である」と付け加えた。

 一方、サウジアラビアのテレビ局は本日、サウジアラビア主導の有志連合が、フーシ派がジーザーンに向けて発射した2機のドローンをイエメン空域で撃墜したと伝えた。

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( 翻訳者:金子将己 )
( 記事ID:47176 )