ロシアからのS-400搬入第二陣、アンカラ・ミュルテド空港到着
2019年07月13日付 Hurriyet 紙


S-400航空防衛システムに関連する輸送のプロセスが、今日も続いている…。S-400システムの部品を輸送するロシア機が、ミュルテド空軍基地に着陸した。国防省も発表を行い、「S-400長距離地域上空・ミサイル防衛システムの設備の搬入が続いている。この一環で、第4便がミュルテド空軍基地に着陸した」と述べた。

国防省によって、S-400長距離地域上空・ミサイル防衛システムの設備の搬入が続いていることが発表された。
国防省が行った発表によると、S-400長距離地域航空ミサイル防衛システムの設備の搬入が続いているという。
この一環で、第4便がミュルテド空軍基地に着陸した。

■第1便は昨日到着

トルコ・アメリカ間での緊張の原因となっている、ロシア製S-400航空防衛システムの第1便が、昨日(12日)アンカラに運ばれた。システムの一部は、ロシア所属の輸送機によって運ばれ、そのうち2機は朝、3機目は正午ごろに、ヒュッリイェト紙が以前報道していた通り、アンカラ県カフラマンカザン郡にあるミュルテド空軍基地に到着した。

一方、トルコが購入した120のミサイルは、海路で運ばれる予定だ。

■ミサイル以外の大部分は到着

昨朝、まず大型輸送機アントノフ124-100、その後イリューシン76型の航空機が、そして午後12時35分には第2のアントノフ124-100が、ミュルテド基地に再びやってきた。第2陣のアントノフが再び着陸した後、ちょうど1時間後の13時30分に、輸送機の機首の格納庫の覆いが開けられ、システムの上を帆布で覆った輸送用トラックが、システムの設備をミュルテド基地にある土台が準備された格納庫に運び入れた。

輸送に使われたトラックの帆布で覆われた荷の中身は、空のミサイル発射チューブだという。システムの司令部の重要な部品の一部とともに、ほかの車両が朝やってきたことも明らかにされた。システムのミサイルは今後運び込まれるという。舞台裏では、トルコが少なくとも120発のミサイルを購入したと話されている。ミサイルが海路で運ばれる可能性もあると言われている。輸送機到着時には、軍警察とその他の治安チームが、ミュルテド周辺で非常に厳重な保安対策を敷いた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:47185 )