EUの対トルコ・シリア難民対応支援、約束の半分以下
2019年07月19日付 Milliyet紙

欧州連合(EU)は、トルコ国内にいるシリア人難民を支援するために合意した60億ユーロのうちのごく一部である23億5000万ユーロを援助した。

欧州委員会は、トルコ国内にいるシリア人難民を支援する財政支援プログラムに関連する説明を行った。

説明では、トルコ国内の難民支援を目的に設立された基金に保健・社会経済援助・自治体のインフラ整備などの分野への支出のために、14億1000万ユーロを財源として充てたと伝えた。

また、トルコ国内のシリア人難民支援を目的に2016年に設立された合計60億ユーロの基金に対し今日までに56億ユーロが充てられていることが注目される一方、基金のうちの35億ユーロ分の合意が署名され、そしてプロジェクトへ23億5000ユーロの支払いが行われたことも公表された。

説明では、基金の中から80を超える計画が実行されたことも述べられた。

■経過

EUは、2015年11月29日に開催されたトルコ・EU首脳会談でトルコ内のシリア人を対象に30億ユーロの基金を設けることで合意した。3月18日の会談では、基金へ30億ユーロの追加支出をすることが決定されていた。

基金は、トルコ国内のシリア人の保健、教育、インフラ、食料、その他の必要のために実施される計画に支出するものと決められた。

トルコは、世界で最大の人数の難民を抱えており、EUがトルコにいるシリア人を対象とする財政支援を迅速に行っていないと非難している。

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(翻訳者:宮崎友裕)
(記事ID:47193)