リビア:ハフタル軍をフランス、UAE、エジプトが支援
2019年07月19日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国家最高評議会がハフタルによるトリポリへの差し迫った攻撃を支援しているとして、エジプト、UAE、フランスを非難。

【チュニス:本紙】

リビアの国家最高評議会はエジプト、UAE、フランスから武器・人員の支援を受けた退役将校ハリーファ・ハフタルの部隊が、首都トリポリを攻撃間近であることを示唆する情報を所持していると発表した。

3カ国はこの非難に応じていないものの、すでに類似の非難を含む西側とリビアからの報告を否認している。

国家最高評議会は木曜深夜(金曜)の声明で以下の旨述べた。(アラブ・西側6カ国政府から)7月16日付で発行された声明において複数の国名が記載され、リビアにおける戦闘の停止が呼びかられていることが奇妙に感じられる中、、この声明に次いで極めて不穏な情報がもたらされた。そこでは(上記の6か国の)一部が、ハフタルの民兵に武器や人員を支援していることを示す明白な証拠が記載されている。

“国連:ベンガジでのサルギワ議員の拉致は、法の支配への深刻な打撃である。

また上記声明は、これらの国とはフランス、UAE、エジプトであると指摘し、3カ国が航空機と様々な武器を用いたハフタル民兵による首都トリポリに対する攻撃に最大限関与すべく調整していると非難した。3カ国がこれまでに行ってきた全ての侵害行為、そしてあらゆる関与と支援を受けたにも関わらずハフタルの部隊が一向に進行できていないことが、破壊、人的・物的損害を引き起こし、安全を脅かしていると指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:藤垣順気 )
( 記事ID:47197 )