レバノン:エネルギー産出国クラブへの加入を熱望
2019年07月22日付 al-Hayat 紙

■レバノン国民会議議長ビッリー氏がアラブの石油とガス会議でエネルギー産出国クラブへの加入を熱望

【ベイルート:本紙】


アラブ青年弁護士協会レバノン支部は、レバノン国民会議議長ナビーフ・ビッリー氏主催の「挑戦と法律の間のアラブの石油とガス」会議を開催した。会議はベイルート近郊ラウシェにある「ランカスター・プラザ」で3日間の日程で行われた。

同協会は声明文で、「会議は主催者(国民議会議長ビッリー氏)の開会の辞で始まった。開会の辞で、ビッリー議長は、まさにこの時期に会議を開くことがいかに重要であるかを強調するとともに、レバノンがエネルギー産出国のクラブへの加入を熱望していることを示した。」と表明した。

声明文は「アラブ青年弁護士協会レバノン支部長サハー・イスマーイール弁護士が自身の発言で、石油・ガス分野における深刻な問題を強調し、この分野での活動を容易にするために各支部が協力して法的整備を行うことの必要性を指摘した。また、会議では、アラブ青年弁護士協会会長アフマド・ムティーリー氏、ベイルート弁護士組合のエネルギー委員会会長トニー・イーサ博士、トリポリの弁護士組合長、ヨルダン国会議員で弁護士のムスタファー・ヤ―ギー博士もスピーチを行った。」と報告した。

さらに「会議は3日間の日程で、石油・ガス会社や石油・ガス協定に必要な法的措置についてのパネルディスカッションや建設的な対話が行われた。また、石油協定や石油・ガス部門が直面している多くの課題の透明性のあり方についても話し合われた。会議には裁判官・弁護士・有識者・各分野の専門家たちが参加した。」と伝えた。

また声明文は、「ビッリー議長は、会議の際に協会の代表団を出迎えた。代表団のメンバーには、レバノン支部長と執行部役員たち、またアラブ諸国の支部長などが含まれていた。そして会議は、レバノン南部ナクーラとカナの訪問で閉幕した。参加者たちはカナの虐殺の犠牲者たちの墓前に献花し、アラブが民族的かつ法的に連帯して共同体の問題を対処する意思を確認した」と付け加えた。

(後略)

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( 翻訳者:高井 万希 )
( 記事ID:47217 )