イエメン:イエメン軍(フーシー派)の攻撃で敵国サウジの傭兵が多数死傷…ハーディー側の外務省は南部移行評議会に対するUAEの支援停止を要求
2019年08月21日付 al-Watan 紙


イエメン軍による攻撃で連合軍のサウジアラビア兵が多数死傷…イエメン外務省は南部移行評議会に対するUAEの支援の停止を要求

【諸通信社】

イエメンの外務省は昨日、同国南部の離脱を要求する南部移行評議会の部隊に対するUAEの支援の継続を拒否すると発表した。

ムハンマド・ハドラミー外務副大臣は「ツイッター」の外務省公式アカウントで次のように述べた。「アビヤン県で起きている(事態の)拡大は、UAEからの支援を受けている南部移行評議会の部隊によって正当化されるものではなく、拒絶されるべきものであり、受け入れられるものではない。我々がサウジアラビアの多くの兄弟に感謝する仲介への努力を妨害し、台無しにするだろう。」

さらに、ハドラミー副大臣は「我々は、イエメン国家や法に背く南部移行評議会に対するUAEの財政的及び軍事的支援の継続的な提供を拒否し、即時かつ完全なる停止を改めて要求する」と付け加えた。

「新華社」の担当者である地元情報筋によると、アビヤン県県都のジンジュバール市で昨日早朝、南部移行評議会の部隊と政府の部隊との間で激しい衝突が勃発した。死傷者は両部隊に出ており、衝突は依然として同市の各地で続いている。

また、同情報筋によると、衝突は南部移行評議会の部隊が市内にある多くの政府及び治安部隊のキャンプと本部を包囲し、同市を完全に支配しようとしたことが背景にある。

メディアの報道によると、南部移行評議会の巨大な増援部隊が昨日朝、隣接するアデン市からジンジュバール市に到着した。

離脱を要求する南部移行評議会の部隊は先週、政府部隊との衝突の数日後に同国南部の暫定首都であるアデン市を制圧した。

一方、イエメンの首都サナアの北東に位置するジャウフ県では昨日、イエメン軍と民衆抵抗委員会による襲撃作戦で、連合軍に参加する多くのサウジアラビア兵士が死亡し、(連合軍の)その他の兵士も負傷した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:47285 )