煙草、さらに値上げ
2019年08月02日付 Cumhuriyet 紙

6月23日の選挙後、値上げのニュースが続いている。最近では、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社製品で3リラに達する値上げが行われた。フィリップ・モリス・トルコ社の関係者は、製品の値上げはしないと発表した。タバコ値上げ後の新価格を紹介しよう。

タバコの値段が再び上がった。値上げされたのは「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」シリーズだ。他の銘柄のタバコの値段は同じであり、新たな値上げはないと発表された。フィリップ・モリス・トルコ社の関係者は、「現在値上げは考えていない」と述べた。値上げ後の価格は8月3日に適用された。

BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)トルコ社から、タバコを販売する小売店や市場に送られた新しい価格表では、3トルコリラの値上げが見られた。歳入局が7月初旬に、タバコの価格にÖTV(特別消費税)分を上乗せしたことで値上げが行われた。新たな値上げ後、BATトルコのタバコの最低価格は14トルコリラ、最高価格は18トルコリラとなった。

■値上げがインフレに影響する

BATトルコのタバコ価格の値上げはインフレにも影響するだろう。値上げによって消費インフレは1ポイント近く引き上がる効果が出ると予想されている。TÜİK(トルコ統計局)のデータによれば、タバコ製品は、インフレバスケットの比重が4.23%であるアルコール飲料とタバコのセットに含まれる。この構成内の大部分はタバコが占めている。TÜİKのデータによれば、タバコの平均価格は11.2トルコリラで、タバコの価格変更のインフレへの効果は1月の予想に近く、約0.8~1ポイントとなるだろう。モリストルコが値段の値上げを行わないことで、インフレのさらなる進行には歯止めがかかるだろう。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:47292 )