エジプト:商工会議所穀物局長が米価格安定の理由を語る
2019年08月05日付 Al-Ahram 紙


■商工会議所穀物局長が需要拡大にも関わらず米価が安定している理由を明らかにする

【カイロ:サルマー・ワルダギー】

エジプト商工会議所カイロ支部のアフマド・バーシャー農作物・穀物部門局長は以下のように語った。

「イード・アル=アドハー直前や最中の賑わいに関わらず米価が安定しているのは、インドや中国からの極めて大規模な米輸入量によるものである。それが地元の市場への十分な供給をもたらし、商品供給が需要を超えるという状況が起きた」。

また局長は本紙への独占発表の中で、危機の発生に先だって果たされ、米価格の安定もしくは下落へ寄与した供給・国内貿易省の重要な役割について指摘を行った。

また米の不足量は200,000トンにのぼり、おそらくは国内生産量を上回る量の輸入が行われたとした。

商工会議所が供給・国内貿易省と協力のもと開催する予定であった展示会に関して、局長は以下のように述べた。

「商工会議所における部門の編成は昨日完了していたのだが、展示会を開催するのに十分な時間は取れなかった。しかし、来るべき時に備えて、今後も新たな考えをもって最善を尽くしてゆくことを約束する」。

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( 翻訳者:山下聡一郎 )
( 記事ID:47360 )