HDP、東部3市長解任・代理施政に徹底抗戦
2019年08月29日付 Cumhuriyet 紙


人民の民主主義党(HDP)は、管財人への抗議の座り込み活動と管財人派遣(の是非)を、国際プラットフォームに持ち込むことを決めた。民主社会会議(DTK)は、クルド政治に向けて国家統一を呼び掛けた。

HDPは管財人に反対する9月1日以降のロードマップに関して、党中央議会で一連の決議を行った。これによると、9月1日にディヤルバクルで行われる会議後も、座り込み活動は継続される。HDPは管財人の派遣を外交レベルで取り上げるべく、欧州評議会、欧州議会、欧州評議会地方自治体会議の議員らとの会談を実現させるつもりだ。HDPの党中央執行委員会(MYK)はまた、9月1日に開かれるトルコ大国民議会を「緊急議題」によって招集するよう呼びかけるだろう。

■DTKからの呼びかけ

DTKは文書声明を出し、公正発展党(AKP)-民族主義者行動党(MHP)政権が「挑発的で、戦争を強いる軌道に入っている」として、「国家統一を成し遂げられないために我々が失ったものを、国家統一を成し遂げて手に入れよう。管財人という暴挙に対し、国家統一の魂と自覚を以て戦おう」と述べた。

また、一昨日の夜、多くの都市ではデモ行進や抗議の消灯、シュプレヒコールなど、管財人派遣に対する抗議活動が続いた。

ディヤルバクルで歩いたHDPの党員らは、「私たちは黙さない、恐れない、従わない」とスローガンを叫んだ。ディヤルバクルのチャムルジャ地区には、アフメト・シュク、レムズィイェ・トスンらのHDP議員と、ピール・スルタン・アブダル文化協会のガーニー・カプラン会長、アレヴィー・ベクタシー連盟のミュスリュム・メティン副会長らも集まった。

■拘束される

この間、民主的諸地域党(DBP)ディヤルバクル県支部のガーリプ・カンデミル共同支部長、HDP元共同県支部長のメフメト・シェリフ・チャムチュ氏、カヤプナル郡議会のイスマイル・バルダクチュ議員、ならびにディヤルバクル広域市のHDP議会会派スポークスマンのハリメ・バイラム氏が、証言のために訪れた法廷で拘束された。

またマルディン県では、管財人のムスタファ・ヤマン氏によって地方独立行政法人ケント社の部長に任命され、女性従業員へ性的暴行を働いたとして行政および司法取り調べ中であった警察官のE.U.が、定年退職したことが報じられた。


この組織で働くD.S.さんという女性に性的暴行を働いたことが録音によって明らかになった警察官E.U.に関して、少し前にマルディン共和国主席検察局によって取調べが始められた。取調べ後に、ウイサレル(E.U.の名字)に関して「軽微な性的暴行」を働いた罪で起訴状が用意され、マルディンの第一法廷によって受理されていた。

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( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:47433 )