イラク:国民知恵運動が一部の特権階級の権力掌握を非難(1)
2019年08月28日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■国民知恵運動:内閣や与党において重役ポストに安住している多くの「特権階級」は法的要件を満たしていない

自らの政党の候補者に要職を与えていると与党を非難

【バグダード:本紙】

イラクの野党である国民知恵運動は水曜、国家機関において重役ポストに就任したものの多くが法的要件を満たさないままその立場を甘受していると述べた。さらにこの問題の責任は内閣にあるとしつつ、国家機関の多くをコントロールすべく、無所属であるとの口実のもとで自らの候補者を私的ポストに割り当てようとしているとして諸党を非難した。

同党員のアラーウ・ダフラキー氏は、このような私的ポスト問題は、役職に値しない人物に対する(ポストの)委任が多数認められてきたことによって、多くの国家機関のパフォーマンスを長年にわたって妨げてきたと述べた。

また同氏は、本紙に対し以下のように語った。「アーディル・アブドゥルマフディー首相は現職に就任した際、我々に良き約束を行った。宗派主義や党派主義とは離れた正しい枠組みに基づいて、一定の期間内にこの問題を解決すると誓ったのだ」。

(2)に続く

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( 翻訳者:白石江里香 )
( 記事ID:47445 )