公務員労組、8言語で訴え
2019年08月31日付 Cumhuriyet紙

公務員労組連合に所属する公務員事務職労組のリーダーらは、政府との団体交渉テーブルで合意に達することができず、議論された事項が、仲裁法廷に申し送られたことを一風変わった方法で発表。 組合長のメティン・ユランジュ氏と理事会メンバーが8言語で公務員のための正義の訴えを行った。

8月1日に始まった公務雇用団体と公務員組合の団体交渉協議が合意に達さず、団体交渉テーブルに上げられたすべての事項が仲裁法廷に申し送られた。先週発表された仲裁法廷の決定は、関係する公務員事務職労組のリーダー、メンバー、そして実際職務にあたる数十万の公務員らを喜ばせるものではなかった。団体交渉プロセスを仕切った政府側代表ゼフラ・ズゥムリュト・セルチュク家族・労働・社会事業大臣の態度は合意から遠いとする公務員労組側は、交渉プロセスをソーシャルメディアの動画配信を用いて変わった手法で批判した。

公務員組合の公式アカウントからシェアされた動画では、メティン・ユランジュ組合長と理事らがトルコ語、アラビア語、中国語、クルド語、英語、ドイツ語、フランス語、そして手話で公務員のための正義を求める訴えを行い「あらゆる言語で伝えたのに我々の悩みは理解されなかった。何語で話せばいいのか?」と、交渉プロセスの運営方法に抗議した。

ソーシャルメディアで #HangiDildeKonuşalım(何語で話せばいいのか)というハッシュタグで多数の人にシェアされ関心を寄せられた動画で、ユランジュ組合長は、交渉テーブルには96件の要求事項をもって臨んだが、そのうち56件しか交渉されなかったとし、「追加リストが全公務員に適用されること、契約職員にもポジションが与えられること、そして補助業務という分類を廃止し、一般業務に移すことを求めたが、そこまで莫大な要求だろうか?」と述べそれぞれ以下のように抗議を示した。

副組合長フェイム・ビンギョル氏(クルド語)
「我々の要求には不足もなければ、多くを望んでもいない。我々権利を求めた」

副組合長ベキル・トゥルハン氏(英語)
「我々の権利以上のことは要求しなかった」

組合委員アフメト・セファ・オズシャーヒン氏(中国語)
「我々の権利だけを求めた」

副組合長ユルドゥルム・アクババ氏(アラビア語)
「差別ではなく平等を求めた」

副組合長ビラル・オクタイ・チチェクリタシュ氏(ドイツ語)
「同じ業務を行うものへの公正を求めた」

副組合長トゥラン・チェティンカヤ氏(フランス語)
「公正を担保するのはそれほど難しいのか?」

動画の最期にはユランジュ組合長と組合理事らが手話で「何語で話せばいいのか」と述べ、公務員数十万人の思いを政府関係者に伝えた。

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(翻訳者:原田星来)
(記事ID:47455)