イスタンブル・イズミル高速道路、利用者数は?
2019年08月31日付 Hurriyet 紙


メフメト・ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ相は、「イスタンブル・イズミル自動車道は、ご存知の通り、8月5日、犠牲祭前に全線開通した。それより前に開通していた部分もあったが、現在は全線利用できる。最新の数字では、250万台近い自動車がこの道路を利用した。これは大変な数字だ」と述べた。

メフメト・ジャーヒト・トゥルハン交通インフラ大臣は、アンカラ・スィヴァス高速鉄道(YHT)プロジェクトが進行していることを明らかにし、「今年の年末近くにはこの路線での試験走行が始まるだろう。その後、段階を追ってこの路線の開通を計画している」と述べた。

トゥルハン大臣は、ヨズガトのアクダーマデニ郡のアンカラ・スィヴァスYHT計画の現場での調査に参加し、その後、ソルグン郡でレール溶接作業に参加した。

トゥルハン大臣はそこで会見を行い、プロジェクトの請負業者から建設計画に関する情報を受け取ったと話し、「一歩一歩完成に近づいている。ついにこのプロジェクトでレール敷設作業が加速した。イェルキョイ~スィヴァス間は約100キロメートルとなった。イェルキョイ~クルッカレ間ではレール敷設作業が始まった。8キロメートルの箇所もそこで完成した」と話した。

トゥルハン大臣は、作業は今後も早急に進められると述べ、「404キロメートルあるアンカラ・スィヴァス高速鉄道線では、長さ約66キロメートルの区間に46のトンネルが作られる。長さ27.5キロメートルの中に53か所の高架橋がある。611の橋と入り口、217の線路上下の通路も、このプロジェクトの一環で建設された。建造物は全部で930になる。このプロジェクトでは、1億立方メートル分の掘削が行われ、1000万立方メートルの土が埋められた」と述べた。

トゥルハン大臣は、インフラ建設の大部分が完了したと説明し、次のように話した。

「高架橋とトンネルの建設作業が続いており、今後数か月で完了する予定だ。今年の年末近くには、おそらくこの路線でテスト走行が始められるだろう。その後も段階を追ってこの路線を開通させることを計画している。もちろん、高速鉄道は、公正発展党(AKP)政権の時代に国民に供される重要なサービスだ。我々はヨーロッパで6、世界で8つの国の1つだ。以前、アンカラ・イスタンブル線とアンカラ・コンヤ線で高速鉄道を開通させた。私はここで、このサービスを作り上げた労働者のうちエンジニアに、そして技術者からプロジェクト・エンジニアまで、皆さんに感謝を申し上げる。もちろん、これらの路線の筆頭には大統領がいる。我々も、大統領が示した2023年、2053年、2071年の目標を達成するために努力をする。我々の目的、目標は、国民に奉仕することである。ふさわしい 生活の質と基準を提供することである。」


■イスタンブル・イズミル自動車道

ある新聞記者が、イスタンブル・イズミル自動車道はどのくらい利用されているかと質問すると、トゥルハン大臣は、「イスタンブル・イズミル自動車道は、ご存知の通り、8月5日、犠牲祭前に全線開通した。それより前に開通していた部分もあったが、現在は全線利用できる。最新の数字では、250万台近い自動車がこの道路を利用した。これは大変な数字だ。この数字はそのルートを運転する人々を非常に楽にし、快適な移動、安全な交通とともに旅行する機会を与えた。何よりも重要なのは、時間が節約できるようになったことだ」と述べた。

トゥルハン大臣は、以前はイスタンブル・イズミル間の自動車道ルートが非常に混雑していたことを指摘し、次のように続けた。

「我が国の発展した地域だ。イスタンブル、ヤロヴァ、ブルサ、バルケスィル、イズミルなどこのプロジェクトが通る我が国の発展した県では、交通量もどんどん増加している。現在のルート、特にイスタンブル~ブルサ間とブルサ~バルケスィル間、イズミル~マニサ間に現在ある自動車道のキャパシティはいっぱいになり、交通サービスのレベルは徐々に落ちていた。我々は、順番にまずゲブゼ~ヤロヴァ間を、その後ヤロヴァ~オルハンガーズィ間を、そのさらに後にイズミル~トゥルグトル、マニサ~サルハンル間を、今年の初頭に開通させた。ブルサ東ジャンクションとサルハンル・ジャンクション間の部分も開通させ、計画の全体性の中で常に流れる状況を得られる形で交通サービスを提供し始めた。我が国と国民に幸運を。次は他のプロジェクトの番だ。我々の今後の目標には、アンカラ~ニーデがある。イズミル~チャンダルル自動車道がある。これらを今後数か月で開通させる。」
会見後、トゥルハン大臣は、 レールを並行にする車で短い旅を行った。

この調査には、AKPのヨズガト選出のベキル・ボズダー議員、ユスフ・バシェル議員、AKPスィヴァス選出のハビブ・ソルク議員も同行した。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:47456 )