「山に連れ去られた」HDP党事務所前で抗議の家族―ディヤルバクル
2019年09月07日付 Cumhuriyet紙


子どもを山に連れ去られたと主張するディヤルバクルの母らがHDPの県支部前での座り込みの抗議活動を開始し、参加者は13家族にまで増えた。

子どもを山に連れ去ったのは人民の民主主義党(HDP)の車両であったと主張し、9月3日にHDPの県支部ビル前に集まったフェヴズィエ・チェティンカヤさん、レムズィエ・アッコユンさん、アイシェギュル・ビチェルさんらの3人の母が始めた座り込み抗議活動に対し、参加する家族数はこの数日増え続けている。子どもを山に連れ去られたアール市エレシキルト郡在住の母ネジラ・チュルさん(43歳)と夫のベディルハン・チュルさん(52歳)、そしてディヤルバクル県バーラル郡在住のグズィデ・デミルさん(57歳)も今日から座り込み活動に参加した。座り込み活動に参加し、子どもたち救出のために声を上げる家族らの数は、13世帯にまで増えた。

母ネジラ・チュルさんは、会見の中で羊飼いだった息子のヴァヒトくんが4年前の15歳のときに山に連れ去られ、テレビで座り込みの抗議活動を行う家族らの姿を見て息子を助け出すために夫とこの活動に参加することを決めたと話した。息子は騙されて連れ去られたと主張するチュルさんは、次のように話した。「息子を取り戻すまで、ここから立ち退くつもりはありません。彼らは息子を騙し、洗脳し、薬を飲ませているのです。息子に対し、『君が逃げれば、国は君の両親を拷問にかけるだろう。あるいは君が逃げたら、国は君を殺し、火にかけるだろう』と言っているのです。これらはすべて嘘で、彼らは子どもを怖がらせ、家に帰らないようにしているのです。」
父親のベディルハン・チュルさんも、子どもに会うために妻とともに建物入口前に座り込みをつづけると話し、「私たちを脅しているのです。彼らは私たちに対し、『子どもがいなくなったのがそんなに大事ですか?』と言ったのです」と話した。

■「息子を返してほしい」

母デミルさんは、息子のアズィズくんが4年前、当時16歳で連れ去られ、何日も捜索したが息子を見つけることはできなかったと話した。息子に会うまで抗議活動を続けるつもりだと話したデミルさんは、何年も息子と会えない痛みを抱えて生きていると話し、次のように語った。「息子に会いたい。それ以外の望みはありません。何度もこのビルまで来ました。しかし彼らは私に『見たこともないし、わからない。どこにいったかなどわかるはずがない』と言いました。私は病気を抱えており、夫もいません。一度だけ、息子から電話がありました。彼は今シリアにいると話し、泣いていました。『足が不自由になった。両足が焼け、今は車いすで生活している』と彼は話しました。」
ディヤルバクル在住の母ハジレ・アカルさんは山に連れ去られた息子のメフメト・アカルくんのため、8月22日、HDPの車両が連れ去ったと主張して党の県支部ビル前での座り込み抗議活動を開始し、息子をテロの犠牲者にしないよう始めた座り込み活動の結果として、母アカルさんは決然としたこの闘いによって8月24日に息子と無事に対面することができた。ハジレ・アカルさんが息子の為に示したこの闘いは、同じ痛みを抱え、息子に会いたいと強く願う多くの母たちにとっても勇気を与える先例となり、これを受けて9月3日からHDPの県支部ビル前にフェヴズィエ・チェティンカヤさん、レムズィエ・アッコユンさん、アイシェギュル・ビチェルさんら3人の母が集まって座り込みの抗議活動を開始したのであった。

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(翻訳者:指宿美穂)
(記事ID:47497)