CHP、MHPとの連携に前向き
2019年09月28日付 Cumhuriyet 紙

CHPは善良党(İYİ Parti)の広報担当者から出された申し出に対して沈黙を貫いているが、党内では国民同盟の継続及び拡大の見方が主流となっている。

共和人民党(CHP)内では善良党の広報担当者がCHP批判を行ったことに対し当面の間は沈黙を貫く戦略であると見られる一方、国民同盟においては党首レベルでいかなる問題も起きておらず、継続的に談話が行われている状況であるとして、進展に対しては共通の認識であることがわかった。

CHPと善良党の間では、初めに2018年6月24日の総選挙で、その後3月31日の地方選挙でも継続された国民同盟に対し、善良党側から出た発言は混乱を招くものであった。善良党の広報担当者の発言を受け、今のところ何も声明を出していないCHP党内では、国民同盟の継続は必要であるとの見方が主流である。CHPの情報筋によると、この問題における基本的な戦略は国民同盟の継続と拡大であるという。善良党の情報筋からは、CHPに対して人民の民主主義党(HDP)との接触を批判する声が出ている一方、CHPの情報筋はそのような接触はなかったと主張している。CHP情報筋は、「HDPと接触したという事実はない。HDPに投票した市民がCHPに投票するのは自然なことだ。市民に対し不実な議論がなされることは間違いだ。HDPに投票した市民が他の党に投票すれば不満はなく、CHPに投票したら不満が出るといった認識はおかしい」と発言した。

善良党の情報筋:CHPと善良党の間では、党首レベルで不満は起きていないと発言している。いかなる政治的な問題や現状の進展に対しても共通の立場であるという点から、両党首が継続的に談話を行っていることが強調されている。

CHPの情報筋:国民同盟が両党の地盤において非常に強力であることが強調されている。各地盤での協力関係において定期的に実施された全調査結果を反映したものであると述べた情報筋は、各地盤での協力関係に対し党内の運営陣は国民同盟から離脱するようなことはあってはならないという見方であると話している。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:47648 )