スーダン:ルネッサンスダム交渉がハルツームにて開催
2019年09月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ルネッサンスダム交渉の最後のチャンス ハルツームにて第三回交渉が開催される

【カイロ:本紙】

エチオピアのルネッサンス・ダムに関する交渉の新たな交渉が、スーダンの首都ハルツームで始まる。今次の交渉は、エジプトのアブドゥルファッターフ・シーシー大統領が、およそ5年続いた交渉の失敗を国連総会での演説で認めた数日後に開催される運びだ。

ルネッサンスダムの貯水・操業計画は、エジプト政府とエチオピア政府の間に大きな対立を生んでいる。エジプト政府が貯水計画を8年に延ばすことを求めているのに対し、エチオピア政府は4年と主張している。

裁定委員会の開催

昨日(29日)月曜日、両国の対立を解消すべく、スーダン、エジプト、エチオピアが設置した国家独立技術調査委員会の会議が開かれた。

同委員会は、過去の交渉がとん挫したことを受け、三カ国の首脳が指示を出したことで設置された。三カ国によるこの科学委員会は、7年間でルネッサンス・ダムの湖を貯水する計画を考案することに成功している。この委員会の会議は9月30日から10月3日に亘って開催される。
エジプト、スーダン、エチオピアの灌漑大臣、技師、政府高官が参加する今次の三ヶ国会議は、2015年3月にハルツームで交わされた合意(原則宣言)で構築された三カ国メカニズムの最新の動きになると予想される。この合意は、三カ国の開発における権益を達成する合意の締結を目的としている。
(後略)

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( 翻訳者:本多香奈 )
( 記事ID:47675 )