エルドアン侮辱の独コメディアンに政治転出?
2019年10月02日付 Cumhuriyet 紙


3年前にエルドアン大統領を侮辱する詩を書いたドイツのコメディアンであるヤン・ボフメルマンは、ドイツの紙面を騒がせている。よくスキャンダルとともに紙面を騒がせ、外交危機の原因となるボフメルマンは、国内で物議を生み出すとある決定を行った。

ドイツで、あらゆる発言が物議を醸し出し、ほぼ危機の原因となっているヤン・ボフメルマンは、この国を揺るがすような影響を生み出すとある決定を下した。3年前にエルドアン大統領を侮辱し、アンカラーベルリン間の重大な危機の原因となったボフメルマンは政界進出を発表した。

国営テレビ局で毎週放送される番組に出演するコメディアンは、社会民主党に参加すると発表した。国で最も古い政党であるにもかかわらず、156年の歴史の中で最も激しい動乱の時期を迎えている社会民主党で来春に行われる党首選にボフメルマンが参加すると予想され、物議を生んだ。

社会民主党のラース・クリングベイル事務局長は、ボフメルマン(38)が社会民主党に参加すると伝えた。クリングベイル事務局長はソーシャルメディアのツイッターにて、「社会民主党へようこそ。ヤン・ボフメルマン」というメッセージをシェアした。

■ドイツの法廷はボフメルマンの詩を禁止した

過去にこれほどまでの大きなスキャンダルの原因となっているボフメルマンの政界進出はソーシャルメディアで混乱をもたらした。一部ソーシャルメディア利用者達はボフメルマンの政界進出は外交上問題であると述べる一方で、この決定を支持する者達もいる。

ボフメルマンは2016年3月31日に、ドイツのZDFチャンネルで放送された番組でエルドアン大統領を侮辱する詩を詠み、放送後、トルコはドイツに外交文書を送った。

ドイツのハンブルグ州裁判所は、2017年2月10日に詩の一部箇所を詠むことを禁じた。ドイツ憲法裁判所もまたこの判決を承認した。

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( 翻訳者:西田 萌 )
( 記事ID:47693 )