伊、イランの航空会社に制裁へ
2019年10月03日付 Hamshahri 紙


[ハムシャフリー電子版]米国のマイク・ポンペイオ国務長官はイタリア外遊中に、同国がイランの航空会社、「マーハーン航空」に対して制裁を科すよう圧力をかけた。

ファールス通信によると、伊外相は米国による圧力の後、早期にマーハーン航空がイタリアにアクセスすることを禁止することになるだろうと発表した。

イタリアを外遊したポンペイオ国務長官は木曜日に、イタリア政府がマーハーン航空に対して制裁を科すよう圧力をかけることに努めた。

ポンペイオ氏は木曜日にイタリアのルイジ・ディマイオ外相と会談し、現在イタリア政府がイラン第二の規模を誇る航空会社に対して制裁を科すために必要な調査を実施していることについて満足していると述べた。

ポンペイオ氏は、米国務省のウェブサイトに掲載された同氏の発言によると、イタリア政府がマーハーン航空に対して今後イタリアへの乗り入れを認めないこと決めたと主張した。

ポンペイオ氏は「欧州諸国は見たところ、イランが攻撃的な国であって虐げられた国ではないという事実に気づいており、これはマーハーン航空のイタリアへのアクセスを延長しないというイタリアの先の決定からも明らかである。我々はこのことに非常に感謝している」と述べた。

米国の主張にも関わらず、イタリア政府は現在までこのような決定を表明していない。当然の事ながら伊外相はポンペイオ氏の発言の後に、ローマは今後数日のうちにこの件についての公式な声明を発表すると語った。

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( 翻訳者:KM )
( 記事ID:47724 )