シリア:アサーイシュとISが「宗教警察」を巡って衝突(3)
2019年10月02日付 al-Quds al-Arabi紙


■アル=ハウル・キャンプでの衝突の全容:イスラーム国の「宗教警察」はチュニジア人女性の殺人を命じる

【アンティオキア:本紙】

その結果アサーイシュの戦闘員4名が負傷し、そのうち2名が病院で死亡した。また、同氏は以下のように続けた。「その後、両組織間で銃撃戦が発生し、「国家」の女性2名が死亡し、外国籍の女性戦闘員6名が負傷した。また、彼女たちはハサカ県のイサーム・バグディー病院に運び込まれて一命を取り留めた。その直後、アサーイシュはキャンプを取り囲み、複数の入り口を封鎖した上で大規模な逮捕作戦を行った。作戦の範囲にはキャンプの第5、6、7、8区画が含まれており、30分間に及ぶ流血沙汰の末、『国家』の女性54名が逮捕された。これらの暴力行為はキャンプ内の不安を煽り、市場や店舗は閉鎖され、キャンプ内で活動している各組織のスタッフは全員逃げだした」。

このようにハサカ県東部に位置するアル=ハウル・キャンプでは、「国家」の女性たちを発端とする暴力行為が、毎日のように目撃されている。このキャンプには5万人近い人びとが居住しており、そのうち20890人がイラク難民であり、およそ3万人がシリア国内避難民である。この他にも「イスラーム国」に所属している計1万人以上の世帯が存在するが、そのうちの大部分がアジア、欧州、アフリカ出身の女性や子どもである。

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(翻訳者:藤原路成)
(記事ID:47736)