イラク:政府が「部分的」譲歩を表す(1)
2019年10月06日付 al-Mudun 紙


■イラク:政府が「部分的」譲歩を表した後の不穏な静けさ

【バクダード:本紙】

イラク政府は五日前に始動した「流血デモ」参加者の要求を受け、土曜から日曜にかけての深夜、アーデル・アブドゥルマフディーが議長を務める臨時会議において、複数の「重要な」決議を発表した。公式の統計によれば、この抗議運動では約百人が死亡し、数千人が負傷したという。

この未曾有のデモはバグダードと南部の諸州で始まり、政府の行動を非難しつつ、汚職者の起訴、失業との闘い、公共サービスの提供を要求した。

新たな決議は17項の事項を含んでいる。最も顕著なものは、居住地の獲得と新たな住宅郡の建設の容易化に加え、失業者に対し三カ月間、毎月175,000ディナール(約145米ドル)を支給することである。

同決議には、バグダードや諸県の商業地域に近代的なショッピングモールを設置することも含まれていた。

デモが始まる以前イラク当局は、過酷で(公共)サービスを欠く状況の中で、代替手段を提供することなく、300万人の貧しい人々に対する分け隔てない住宅供給を廃止するキャンペーンを開始していた。

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( 翻訳者:田中美羽 )
( 記事ID:47737 )