トルコ、シリア北部にて軍事作戦を開始
2019年10月09日付 Hamshahri 紙


[ハムシャフリー電子版]トルコ、イラン暦メフル月17日(西暦10月9日)にシリア北東部クルド人勢力に対し「平和の泉」と名付けられた軍事作戦を開始した。

ガーディアン紙によると、トルコ共和国レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は水曜日、ツイッターで、「トルコ軍はシリア国軍と共にたった今、シリア北部のPKK/人民防衛隊とISISに対して平和の泉作戦を開始した。我々の任務は、わが国南部の国境にテロ回廊が構築されることを防止し、地域に平和を取り戻すことである。」と発表した。

シリア民主軍(SDF)の報道官モスタファー・バーリーは、エルドアン大統領の声明後まもなく、「人々に激しい恐怖を覚えさせた」トルコ軍の空爆が行われたことを、トルコ当局がクルド労働党(クルディスタン労働者党/PKK)の武装勢力の一部とみなすクルド人勢力の指導者に確認したと発表した。国境の都市ラス・アルアイン付近のあるクルド人兵士は、トルコによる空爆、砲撃による煙の複数の写真を公開した。

地域監視団体もラス・アルアインや隣接する村々からクルド人支配地域内へ逃げる市民について伝えた。

トルコ軍はすでに水曜日の朝、タル・アブヤド付近の国境を越えていた。

トルコは32キロメートルの安全地帯をシリアとの国境地域に創設し、この国をクルド人のテロリスト集団、及びISISの脅威と呼ぶところのものから守ることを意図していると述べている。

このトルコの措置はドナルド・トランプ大統領が米軍をトルコ=シリア国境地域から撤退させることを発表した後、開始された。

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( 翻訳者:UK )
( 記事ID:47780 )