米部隊と衝突―カーミシュリー(カムシュル)
2019年10月12日付 Hurriyet 紙


トルコ国軍がユーフラテス川以東で「平和の泉」作戦を開始したことにより国境線沿いから撤退したアメリカ軍部隊が、カムシュルでパトロールを行った。

シリア国内でクルド人民防衛隊(YPG)及びクルディスタン労働者党(PKK)が占領するユーフラテス川以東の地域で長期間にわたりテロ組織と共同でパトロールを行ってきた米軍は、「平和の泉」作戦の開始を受けて兵士らを国境線沿いから南へ撤退させた。

しかし、昨日夜半に米軍車両で構成された5台の護送車がマルディンのヌサイビン郡と隣接するシリアのカムシュルを訪れ、巡回を行った。

シリアのトルコとの国境線沿いに位置するハサカ県カムシュル郡でのパトロールに関してアナトリア通信に情報提供を行った米軍兵士は、車両が郡中心部を通過する際、非常にゆっくりとした動きで注意を引き付けていたを話した。

カムシュルは、ヌサイビン郡から肉眼で見ることができるほど近い場所に位置している。

トルコ南部の国境線沿いで形成されつつあるテロ回廊の壊滅と、該当地域へ平和と安定をもたらすことを目的として開始された「平和の泉」作戦では、テロリストらはカムシュル郡内の学校や公園といった公共エリアを使いながらトルコ領土内の市民らを標的としている。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:47792 )