犠牲の兵士、涙で葬儀―アンカラ
2019年10月12日付 Hurriyet 紙


ユーフラテス川東側で始まった「平和の泉作戦」での初の軍人の犠牲者である、歩兵で契約兵のアフメト・トプチュさん(23)の遺体がアンカラで行われた葬儀によって埋葬された。

「平和の泉作戦」のなかでPKK/YPGのテロリストたちと起きた闘争で犠牲となった、アフメト・トプチュさんの遺体が11日夜にアンカラに運ばれた。

兵役についた後、2年間の契約兵として任務についていたアフメト・トプチュさんのために、アンカラのアフメト・ハムディ軍事モスクで葬儀が執り行われた。

葬儀にはフアト・オクタイ副大統領、CHPのケマル・クルチダルオール党首、フルスィ・アカル国防相、アブドゥルハムト・ギュル法相、ムスタファ・ヴァランキ産業技術相、参謀司令のヤシャル・ギュレル大将、司令本部、犠牲者の家族と近親者、そして何千人もの市民たちが参加した。

▪️兄の軍帽とともに参加

アフメトさんの父親のフェヴズィさん、母親のミュスリュメさん、弟のメルトジャンさんと他の近親者は弔意を受け入れた。
祖母のアイシェさん、祖父のアフメト・トプチュさんも車椅子で葬儀に参列し、弟のメルトジャンさんは兄の軍帽とともに参列した。葬儀では「犠牲者たちは死なない、国家は分断されない」とのスローガンが掲げられた。

昼の礼拝時間の後に行われた葬儀の礼拝の後、トルコ国旗に覆われたアフメトさんの棺は軍人たちに担がれて砲車に乗せられた。

フアト・オクタイ副大統領とアカル国防相は父親のフェヴズィさんと弟のメルトジャン・トプチュさんと手をつないで、遺体の後を歩いた。アフメトさんの遺体はジェベジ軍事墓地に涙の中、埋葬された。

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( 翻訳者:伊藤梓子 )
( 記事ID:47794 )