シリア:北東部でトルコが侵攻を続けるなか、ロシアはイドリブ県への爆撃を強化
2019年10月20日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙

■トルコ外務省「米国がYPG主体のシリア民主軍を撤退させるかを注視している」(2019年10月18日)
トルコの外務省は声明を出し、17日に米国との間で交わした停戦合意に関連して、米国が「安全地帯」設置にかかる合意を履行し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍を撤退させるかを注視していると表明した。 → 記事

■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから428人、ヨルダンから586人の難民が帰国、避難民6人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年10月19日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月19日付)を公開し、10月18日に難民1,014人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは428人(うち女性128人、子 ... → 記事

■ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構支配下のイドリブ県を激しく爆撃、シリア軍戦闘機もラタキア県北東部を爆撃(2019年10月19日)
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がジャバーラーを爆撃した。 爆撃は44回に達し、女性1人を含む国内避難民(IDPs)2人が死亡した。 シリア軍も地上部隊が、タッル・ナール、ラカーヤー村、サジュナ、 ... → 記事

■トルコ軍はシリア北東部での攻撃を続ける、一方シリア軍はトルコ軍、国民軍との戦闘の末にハサカ県アフラーシュ村を制圧(2019年10月19日)
トルコ軍が反体制武装集団の国民軍とともに開始したシリア北東部への侵攻作戦「平和の泉」作戦は11日目に入った。 米・トルコが17日に停戦合意し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍もこれに呼応したにもかかわらず、戦闘は ... → 記事

■シリア軍はハサカ県ヤルダー砦に展開(2019年10月19日)
ハサカ県では、SANA(10月19日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に基づき、シリア軍がタッル・タムル町とアフラーシュ村を結ぶ回廊地帯と、タッル・タムル北西のヤルダ ... → 記事

■YPG主体のシリア民主軍総司令部は、トルコに停戦を遵守させるよう米国に求める(2019年10月19日)
人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の総司令部は声明を出し、トルコが米国と17日に交わした停戦合意を履行していないと非難、合意を遵守するようトルコに圧力をかけるよう米国に要請した。 → 記事

■トルコのアクタイ大統領顧問「シリア政府がYPGを守ろうとするなら、トルコへの宣戦布告とみなす」(2019年10月19日)
トルコのヤスィン・アクタイ大統領顧問は、スプートニク・ニュース(10月19日付)の取材に応じ、北…東シリア自治局支配地域へのシリア軍部隊の展開に関して、「トルコはシリア政府軍がいるからユーフラテス川東岸に進行したのではな ... → 記事

■シリア政府はダイル・ザウル県住民に対して米軍の撤退を求める抗議デモに参加するよう呼びかける(2019年10月19日)
ドゥラル・シャーミーヤ(10月19日付)は、シリア政府がダイル・ザウル県住民に対して米軍の撤退を求める抗議デモに参加するよう呼びかけ、ビラを配布していると伝え、その写真を公開した。 → 記事

■トルコ国防省はシリア北東部での化学兵器使用を否定(2019年10月19日)
トルコ国防省はツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/mfaturkey)を通じて声明を出し、シリア北東部でトルコ軍が化学兵器を使用したとの一部メディアの報道に関して、これを否定した。 → 記事

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CMEPS-J

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( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:47871 )