外国籍の子供の性的被害、激増
2019年10月20日付 Cumhuriyet紙

共和人民党のガムゼ・アククシュ・イルゲズディ副党首は、内務省のデータを使用し「外国籍の子供への性犯罪地図」という報告書を作成し、トルコで性的暴行を受けた外国籍の子供の数が記録的に増加していると明らかにした。

イルゲズディ副党首は、戦争や武力衝突等の悪条件が原因で国を出ることになった人々の中で最も多く影響を受けるのが子供であることに注意を引いた。外国籍の子 供たちが、愛人や低年齢での結婚にいたるまでの性的な搾取、麻薬取引、物乞い、家事奉公といった奴隷状態に置かれていると述べ、搾取のデータは氷山の一角であることに注意を引いた。イルゲズディ副党首は、「トルコに『同行者なし』でやってくる外国籍の子供の実数とその後に関するデータに辿り着くことは不可能である。こうした数字は手にできない。私たちから隠されたデータは人身売買のブローカー達が知っている。なぜなら、移民という現実、将来への不安、より良い場所で暮らすことへの願望は、移民という立場に陥った人々を、直接、犯罪集団に取り込ませることとなっている」と述べた。

■驚異的増加

報告書では以下のような記載がある。

736%。トルコ全土で2014年から2017年の間に子供たちへの性的暴行事件は67%増加している一方、同時期に外国籍の子供たちを標的とした事件は約8.5倍増加した。2014年に170人であった性的暴行の被害者である外国籍の子供の数は、2017年には736%増加し、1421件に上った。2017年に性的暴行事件の被害者の子供の合計数は、2016年に比べて43%増加した。内務省のデータによると、2016年に性犯罪の被害にあった外国籍の子供たちの数は、992人であった。2017年には、週に25人の外国籍の少女が性的暴行を受けていることが明らかになった。2017年に1300人と記録された性的搾取の被害者である少女の数は、前年比42%の増加であった。

■第1位はハタイ県

内務省のデータによると、2014年から2017年の間に外国籍の子供が最も性的暴行を受けたのは、ハタイ県と記録されている。ハタイ県では408人の外国籍の少女が性的暴行の被害者であるという理由で関係当局に保護された。ハタイ県に続き、241人でメルスィン県、205人でガズィアンテプ県、204人でイスタンブル県、195人でブルサ県、151人でキリス県、143人でイズミル県、133人でコンヤ県、122人でアダナ県、116人でシャンルウルファ県となる。

■少女が標的

データによると、トルコの性的搾取を受けた外国籍の子供たちの90%が少女である。2014年に143人であった被害者少女の数は、809%増加し、2017年には1300人に上った。2014年から2017年の間に性的暴行の被害者となった少女の数は、計2792人であった。同時期の少年被害者の数は、348%の増加であった。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:47874)