米、ハサカ基地から撤退
2019年10月22日付 Hurriyet 紙

アメリカは、シリア北部から撤退する枠組みにおいて、マンビジュ、アイヌルアラブに続きアイン・アル=アラブ、アインイッサ、それに続きハサカ県の4基地と2拠点から撤退した。

現地からの情報によると、アメリカ軍はシリア北東において広範囲にわたってテロ組織のYPG/PKKの支配下にあるハサカ県にある2つの基地から撤退した。

アブドゥルアジズ山におけるレーダー基地を、アイヌルアラブの基地のように戦闘機で破壊したアメリカ軍は、シャッダード、アル=ヴェジル基地とヒモ、ジェザエビ地域の軍事基地から撤退をした。

基地の設備を大型トラックや装甲車でテル・ベイデル基地に運んだアメリカ軍は、そこに集めた後その基地も閉鎖しシメルカ国境を通りイランに向かい始めた。

昨晩中アメリカ軍の航空機が、経過確認のために飛行した。

このようにアメリカ軍は、ハサカ県の4基地と2拠点から撤退した。

アメリカ軍は、マンビジュ、アイヌルアラブ、アインイッサの基地から、貨物航空機を使って物資を運び出し、航空機で運べない一部のものはやはり大型トラックでテル・ベイデル基地に運んだ。

ハサカ県のルメイラン基地は現在稼働中であるが、撤退の準備を開始した。さらにシリア東部のデリゾール県にもアメリカ軍が駐在している。

アメリカ軍は、平和の泉作戦が開始する直前にまず、シリア北部の兵士を撤退させ始めた。アメリカはISとの戦いの名目で、テロ組織のYPG/PKKを支援するためにシリアのハサカ、ラッカ、デリゾール、マンビジュ、、タル・アブヤド地域に合計18の拠点を設置していた。

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( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:47880 )