イラン、ソチ合意に論評
2019年10月23日付 Hurriyet 紙


イラン外務省のムーサヴィー報道官は、トルコとロシア間のシリア問題に関する合意を、満足して受け入れたことを述べた。

イラン外務省はインターネットサイトでの文書声明において、アッバース・ムーサヴィー報道官は、トルコとロシア間における合意に関する評価を行なった。

ムーサヴィー氏は「イランは、領土保全、国民主権の強化、地域に平和と安定性をもたらすという名の下、どんな試みも満足して受け入れている。この面で、北シリアにおける紛争を終結させるためにロシア連邦とトルコの間で締結された合意を、安定性と平和を確保するために与えられた前向きな一歩として評価する」と述べた。

■「トルコ政府とシリア政府間における交渉のための手助けにもなり得る」

当該の合意が、トルコの不安を取り除き、シリア国の領土保全と国民主権の強化を保証することを期待していると述べたムーサヴィー氏は、不安を取り除くために、(イランが)アダナ合意を軸にトルコ政府とシリア政府間における交渉の手助けになり得ることを述べた。

アメリカ軍の紛争地域からの撤退が地域の安全や平和に貢献につながると述べたムーサヴィー氏は、「アスタナ・プロセスにおいて、シリアで平和と安全性を確保するシリア憲法委員会も近いうちに実現する」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とロシア連邦のウラジミール・プーチン大統領は昨日ロシアのソチで会談し、北シリアに関する10項目にわたる合意文書に同意した。

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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:47891 )