パレスチナ:パレスチナはイスラエルからの経済的離脱を目指し、ロシアと協議(2)
2019年10月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■パレスチナはイスラエルからの経済的「離脱」の動きを継続し、貿易と原材料の輸入をロシアと協議している(1)

【ラマッラー、ガザ:本紙】

さらに双方は、昨日木曜日にラマッラーで開催された会談の直後に出された声明において、二国間の経済的協力関係を強化し、パレスチナの民間部門とロシアの同様部門の間に経済的パートナーシップを形成する上で、合同委員会を召集することの重要性を強調した。またこの委員会の招集に際し、(両者の)パートナーシップとパレスチナ及びロシアの複数企業間において合意署名が行われることが指摘された。

アシーリー大臣は、ロシアのタタルスタン共和国ザリポワ・エルミラ労働大臣が出席する会談の中で、パレスチナの民衆と経済に対するロシア政府の支援への感謝を表明した。また、来たる11月20日にロシアの首都モスクワで開催される政府委員会には、関連省庁の代表たちに加え、パレスチナの実業家らも同席する予定であることが言及された。また同氏は、パレスチナの実業家組合との協定に加え、税関と情報交換の分野において計三つの合意が調印されることも明らかにした。また声明によれば、省本部で開催された当会談は、政府合同委員会の会議で議論される予定である共同協力に関する分野を取り扱ったという。

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( 翻訳者:堀内優希 )
( 記事ID:47918 )