象牙等、絶滅危惧種の産品、大量押収
2019年10月30日付 Hurriyet 紙


イスタンブルで行われた捜査において、象牙、サイのツノ、パイソンの革製品等、絶滅危惧種に当たる動物のツノと骨を使用した製品が押収された。

密輸対策局に、キャウトハーネのある家に絶滅危惧種の動物のツノやその他の品々があると通報が寄せられた。その通報を元に捜査が始められた。

捜査員は一定期間調査を進めた後、家宅捜索を行った。これにより、アゼルバイジャン国籍のN.Sが逮捕された。また、長さ50センチメートルのサイのツノが1本、長さ85センチメートルの象牙が2本、4.5メートルのパイソンの革、象牙製品62個、サイのツノ、象の歯、琥珀から作られた数珠189個と、象牙の杖2本が押収された。押収品の中には歴史的遺物とも呼べる品もいくつかあったという。

押収された品々は150万トルコリラ相当の価値があるとされ、ロシア、ウクライナ、バルト海沿岸の国々へと運ばれていたことが報告された。警察署での取り調べの後、法廷へと送られたN.Sは、司法決定により釈放された。

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( 翻訳者:西田 萌 )
( 記事ID:47943 )