シリア:撤退したはずの米軍部隊がロシア軍の新司令部に近いハイムー村、ラッカ市近郊のジャズラ基地に舞い戻る
2019年11月03日付 その他 - Syria Arab Spring.info 紙


■シリア南東部の油田地帯にとどまる米軍は約900人になる見込み(2019年10月31日)
『ニューヨーク・タイムズ』(10月31日付)は、複数の消息筋の話として、シリア南東部の油田地帯にとどまる米軍の規模が約900人に達する見込みだと伝えた。 同紙によると、ダイル・ザウル県の油田地帯に残留する米軍は約750人 … → 記事

■ロシアのラヴロフ外務大臣「ダーイシュのバグダーディー殺害を確認していないが、殺害されたとするなら、米国は米国は自らが生み出した人物を抹殺したことになる」(2019年11月1日)
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣はロシア24の報道番組のインタビュー(11月1日付)に応じ、そのなかで米軍によるダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディー指導者の暗殺作戦に関して、「ロシアはバグダーディ ... → 記事

■ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから171人、ヨルダンから568人の難民が帰国、避難民4人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年11月2日)
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月2日付)を公開し、11月1日に難民739人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは171人(うち女性51人、子供88人) ... → 記事

■ロシア軍がシャーム解放機構などの支配下にあるイドリブ県、ラタキア県を爆撃し、子ども1人と女性1人を含む一家6人が死亡(2019年11月2日)
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構などの支配下にあるカフルサジュナ村、ジャバーラー村、ラカーヤー村、ハーッス村、マアッラト・ヌウマーン市、タフターヤー村を爆撃した。 この爆撃により ... → 記事

■反体制派支配地域とトルコ占領地で電力供給制限・値上げに抗議するデモ(2019年11月2日)
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市で前日に続いて抗議デモが発生し、住民数十人が参加した。 デモ参加者は、シャーム解放機構に自治を委託されているシリア救国内閣が最近になって決定した電力供給の時間制限に異議 ...g → 記事

■シリア民主軍が国民軍と交戦の末にタッル・タムル町近郊の8カ村(ハサカ県)を奪還、トルコ占領下のタッル・アブヤド市(ラッカ県)での爆発で戦闘員と住民14人が死亡(2019年11月2日)
ハサカ県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が国民軍と交戦の末にタッル・タムル町近郊の8カ村(ダーウーディーヤ村、サイード村、ライハーナ村、スワイディーヤ村、カンバフル村、アッブーシュ村 ... → 記事

■ロシア軍がカーミシュリー市(ハサカ県)「農業クラブ」の複合施設を接収し、司令部を設置(2019年11月2日)
ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市内のカーミシュリー空港に近い「農業クラブ」の複合施設をロシア軍が接収、司令部を設置した。 この司令部は、国境地帯での ... → 記事

■シリア北東部から撤退したはずの米軍部隊がロシア軍の新司令部に近いハイムー村、ラッカ市近郊のジャズラ基地に舞い戻る(2019年11月2日)
ハサカ県では、SANA(11月2日付)によると、シリア北東部に駐留を続けていた米軍部隊が車輌55台を連ねて、違法に設置されたワリード通行所を経由してイラクに撤退した。 しかし、シリア人権監視団によると、シリア北東部か ... → 記事

■シリア民主評議会は「真の反体制派のプラットフォーム」を結成するとの意思を表明し、反体制派に制憲委員会(憲法委員会)を退け、シリア政府と前提条件の交渉を行うよう呼びかける(2019年11月2日)
シリア民主評議会は、10月31日のアサド大統領のインタビューを受けて声明を出し、「真の反体制派のプラットフォーム」を結成するとの意思を表明し、国内外で活動する反体制派にシリア民主評議会に合流し、ジュネーブ・プロセス、アス ... → 記事

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
CMEPS-J

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:CMEPS-J )
( 記事ID:47965 )