ハサンケイフで歴史的市場、解体
2019年11月05日付 Cumhuriyet紙


ハサンケイフで築610年のエル・ルズク・モスクの「移動」のため、歴史的市場の商人たちへ市場から退去するのに与えられた猶予は昨夕18時に終了した。これまで育ってきた店から悲しみと痛みの中で引越しを余儀なくされた者もあれば、移動先で新たな場所が与えられていないという理由で移動出来ない者もあった。この状況に抗議した商売人のアリ・アスランクルチさんは、商品を店もろとも燃やし、「あいつらの心は冷たい、いい加減ここで温まるがいい」と話した。歴史的市場の解体は昨日開始された。バトマンからハサンケイフまでの古い道路は通行止めになった。

1万2千年の歴史があるハサンケイフと何百万もの生き物を育んできたディジュレ渓谷は、7月中旬以降に水の管理が始められ、今後50年の稼働が見込まれるウルス・ダムの水の下に沈まされようとしている。
歴史的な建物を新たな場所に移動させる作業が続いている。

■歴史的市場、解体
築610年のエル・ルズク・モスクの移動のため、ハサンケイフの歴史的な市場であるカレ通りが解体される。商売人たちの引越しのために歴史的市場からの退去に与えられた期間は昨夕終了した。商売人たちは自分たちが育ってきた店から、悲しみと痛みを感じながら移動しなければならなかった。何人かの商売人は歴史的な郡の解体に抗議するためにまだしばらく市場に居座ることを明らかにした。また、新たな場所が与えられていないという理由で移動できない者もあった。

■「心が冷たい、温まるといい」

独身であるという理由で移動先で新たな場所を与えられず、そして子供の頃からこの歴史的な郡で商売人として生きてきたアリ・アスランクルチさんは昨日、店を商品もろとも燃やし、置かれている状況に抗議した。何十年も働いた店から追い出され、さらには権利者とも扱ってもらえていないと話したアリ・アスランクルチさんは、「あいつらの心は冷たい、ここにきて温まるがいい」と話した。アリ・アスランクルチさんと似た状況にいる多くの商売人やハサンケイフの人々が存在することが明らかにされ、市民たちの憂鬱な心持ちが続いている。

■「解体開始」

日曜日以降、最後の地元の、そして外国からの観光客を受け入れた歴史的市場が位置するカレ通りは、シャベルとブルドーザーに委ねられた。市場では作業機械によって昨日から解体が始まり、作業は今日も続けられることが明らかになった。

■「古い道路、通行止めに」

バトマンからハサンケイフまでを結ぶ、1955年に開通された古い道路が通行止めになった。ハサンケイフへのアクセスは、新たな居住地を通る新たな道が利用される。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:岸本成美)
(記事ID:47990)