イェンス・ストルテンベルグ NATO事務総長はヨーロッパの安全保障においてトルコが重要なカギを握っていることを述べた。
ストルテンベルグ氏はベルリンで Körber財団で行った会見で安全保障政策に関しての声明を発した。
EUが軍事的にヨーロッパを単独で防衛することは不可能であることを強調したストルテンベルグ氏は、NATOの重要性を指摘した。
ストルテンベルグ氏は「ノルウェー、アメリカ、カナダ、イギリス。そして南ではトルコがヨーロッパの安全を保つための重要なカギを握っている。」と述べた。
加盟国に対し、防衛費をNATOが望む水準に引き上げることを望んでいるストルテンベルグ氏は、ドイツが防衛費をアメリカがよくなることではなく、自身の安全保障という点で増やすことが必要であると主張した。
ストルテンベルグ氏は日曜日にBild am Sonntag紙へと行ったインタビューでも、トルコが重要な同盟国であることを受け入れる必要があることを述べた。「ISに対しての闘いとカリフ制の物理的な消滅においてトルコは一貫して貢献した。他のどの加盟国もトルコほどシリア難民を受け入れていない。トルコは360万人のシリア人を受け入れ、他のどのNATO加盟国もトルコほどテロ攻撃を受けていない。」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
（ 翻訳者:村田七海 ）
（ 記事ID:48003 )