エルドアンのアメリカ訪問、決定
2019年11月08日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領とドナルド・トランプ米大統領は6日夜電話会談を行った。両首脳は11月13日にワシントンで会談をすることとなっている。コミュニケーション庁によると、「(電話)会談では双方の問題に加えて地域情勢も取り上げられた。」と説明された。この発表では、トランプ米大統領の招待によって11月13日にワシントンで両首脳が会談する予定であることが再確認されたと明かされた。

エルドアン大統領は会談に関してツイッター上で次のように述べた。「ドナルド・トランプ米大統領と、両国間関係と我々の地域問題を扱った有意義な電話会談を行った。会談ではテロとの戦いやトルコアメリカ間の貿易目標をはじめ、多くの問題に講じる予定の対策を検討した。私は、11月13日に予定されている我々のアメリカ訪問とこの電話会談が、両国間関係と地域問題に関して素晴らしい結果につながるだろうことを信じている。」

■「楽しみに待っている。」

トランプ氏も「エルドアン氏と大変良い電話会談」を行ったと語った。トランプ氏は自身のツイッターアカウントで次のように述べた。「エルドアン大統領は私に、衝突の際に逃亡したと言われていたテロリストのアブー・バクル・アル=バクダーディー氏の妻と姉妹を含む多くのISメンバーが捕まったと言った。」トランプ氏はさらに、シリア国境やテロの排除、YPG/PKKやその他の問題も取り扱ったと明かし、「来週水曜日、11月13日にホワイトハウスでエルドアン大統領と会えるのを楽しみにしている。」と投稿した。

■ジェフリー氏が来訪予定

アメリカ国務省はジェームズ・ジェフリー米シリア特別代表がトルコを訪問する予定であると発表した。ジェフリー氏は11月8日と9日にイスタンブルとアンカラを訪れる予定だ。発表では、ジェフリー氏がトルコ関係者に加えてシリアの反体制派関係者らと一堂に会することが明かされ、「ジェフリー代表は同席する代表団ら、トルコ関係者らと共同利益の範囲でシリア北部とテロ組織ISとの戦闘問題を扱うだろう。」と説明された。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:48008 )