モロッコ:児童婚の慣習が少女たちの自由を奪う(1)
2019年11月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■結婚の舞台に上るモロッコの少女たち

【ラバト:本紙】

結婚したウマイマはまだ少女であった。20歳年上で、会ったこともなく、一度見たことすらなかった夫が、彼女に社会的尊厳を与えることはすでに定められていた。

ウマイマに対し、意見や感じていること、望んでいることが何かを聞くものは誰もいなかった。しかし、そんなことは重要ではない!15歳の彼女は家族全員の夢を叶えたのだ。結婚、それは貧困に苦しむ家族の食費から一人分の口が減ることを意味する。

彼女の家族は、彼女を子供をもうけるための豊かな若い子宮としてしか見ていない、見知らぬ人間に彼女を与えたことに罪を感じていなかった。「私の人生では、悲しみの日々が過ぎていった。夢を残したまま、勉強をやり遂げなかった。私は医学を学びたかった」これらの言葉で、現在カサブランカ近くの小さな町に暮らす彼女は自身の人生を嘆いた。彼女の証言は、いまだ早婚制度によって特徴づけられる社会における苦痛や剥奪、女性の抑圧に関する数多くの物話に加えられるものだ。

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( 翻訳者:中嶋甘奈 )
( 記事ID:48035 )